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2019年10月03日01:33

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友達一家の親子喧嘩の話

親友のご主人が8月末に突然死された話の続編です。
会社(獣医病院)や医院の後継は何とか決まり、今月末に完全に体制が変わるそうです。
医院の真上に住んでいた彼女と娘さんたちはたまたま去年の秋に買った新築マンションに
もうすぐ引っ越すこととなりました。

私も夫に突然亡くなられたので、同じ境遇ですけれど
私は事業を継いだので全く違う。うちはローンかなり減っていたし、何とかなると思ったのが大きいです。
先方は病院を建てて7年目でした。ICUもある、トリミングもしてる、従業員は11人もいました。私は一人ですからね。

ということで未亡人の生活が一変してしまう、というのはかなり女性にはあり得ることなんですよ。アメリカの統計で交通事故の原因一位はグリーフだし、配偶者を亡くした後引っ越しする人は3割くらいに上ります。団信に入っていた人はローンがなくなりますけど、そうでない人や賃貸の人はもろ影響を受けます。

そんな感じなので友人のお母さんが心配をされているんですね。
彼女は見合い結婚、病院を10年くらいで大きく拡張して、従業員も3倍以上に増えてました。計画して近くの土地を買い、その上で病院も建てました。
だけどその人生が一瞬で180度変わってしまった。
喧嘩の詳しい内容は判らないけど、友人はお母さんに私の人生の決断は私がするから、って捨て台詞を吐いて電話切ったらお母さんが泣いてしまったらしい。

これって、お母さんには
見合い結婚をし、お金の心配も全くなく、子供達がすくすくと育ち、子供達も見合いで同じように経済的安定を得る→これこそが親の幸せっていう価値観から来ていると思うんですよ。

それに対して私達世代は
共働きって普通でしょ?賢い女ってかっこいいよ、稼げる女ってもっとかっこいいし、
世界中飛び回りたいし(余暇でも仕事でも)、まして子供の人生は私達以上に国境関係なくなるだろうと思ってる・・・・家事も素晴らしい家電にさせたらいいし、って感じで価値観が全く違う。


うちの母は20年前に亡くなった為、親とこういう話とか喧嘩はしたことがないのですが、うちの親は安心して旅立っていったんですよ。(最低私に関しては)
夫はしっかりものだったし、皆に優しいし、離婚なんてあり得ない感じだったしね。
だけど最近母の婚礼ビデオ見て気づいたんですよ・・・・
若い母(20代前半)が普段着の着物の上に割烹着を来たお母ちゃん(祖母)と一緒に
婚礼家具の配達を見送ってたんですけどね。
毎日着物を着ているような時代、配達業者は前掛けをして働いている時代、ナンバープレートも全く違うし、大阪市内を走っている車なんて戦後すぐ?みたいな感じで余りに古臭い。ホテルの玄関も古臭いし、給仕係の制服もあり得ない・・・・

何が言いたいかというと、
母と私は一世代だけど、母はその前の人(祖母)の価値観を刷り込まれて育てられているので、価値観は100年前くらいなわけ。
だから見合い結婚ありき、女は働くべからず、女は家で家事だけしておけなんです。
そして専業主婦だったため社会の影響受けてない。何十年も家だけにいたらこうなる。

反対に私達より下の世代は
大抵働いた経験があり、社会にもまれてる。
社会の進歩についていかないと生きていけない。というか進歩を有意義に使いたい。
副業もありだし、日本を出るのもありでしょ。
そういう選択肢の多い時代になってきたわけで。
稼ぐのも日本だけっていうリミットつけなくていいじゃんね。






■森永卓郎・康平の親子対談「日本人とお金の本当の話」
(AERA dot. - 10月02日 08:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5810348
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