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2019年09月21日01:46

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羊たちの沈黙 コレクターズ版ボーナスから判った新事実

たまたま図書館でコレクターズエディションが見つかったので、ボーナス部分だけ昨日見ました。

配役

これまでクラリス役はまずミシェル・ファイファーにオファーがあったのは知られていましたが、これはたまたま監督の以前の作品に出演していて経験があったからでした。
沢山の女優さんがアプローチしていましたが、一番熱心だったジョディフォスターに主役が決まりました。

レクター博士
監督の話ではショーン・コネリーにまずオファーを出したそうです。そして本を読んだ後ショーン・コネリーから断られた。プロデューサーは他の男優にもアプローチ。
そして最終的にイギリスで舞台をやっていたアンソニー・ホプキンスに監督が会いに行って話をしてすぐその場で決まったそうです。

撮影と予算
予算は当時20億円ほど、ロケハンをしてピッツバーグで撮影。
レクターの牢屋に行きつくまでの部分は実際の刑務所で撮影。
地下の牢屋部分はセット。
監督の撮影の仕方は早くて、撮り直ししても2回が限度。皆の前でアドバイスせず、耳元でささやいて指示するやり方。


蛾はあのどくろ顔の蛾が使えない為、他の蛾で代用。
どくろ蛾は作りもの。
喉から取り出される蛾はキャンディ(トッツィとガミーベアを混ぜたもの)で作り、もしかして飲み込んでも安全なように作られた。

クワンティコ部分
クラリスの弱さ・女性らしさを強調する為にわざと背の高い俳優をエレベーター内などに配置した。

クラリスのアクセント
一番最初に撮ったのがFBI施設内で昔の新聞記事を見る場面だったそうで、この時フォスターは余りアクセントを強調していなかったけど話し合ってもう少し判るような感じに修正した。これがすぐできるところがフォスターの凄いところ。

撮影の雰囲気
フォスターとホプキンスは余り撮影以外では話さなかったけど、ジェイミー・ガム役のテッドと被害者約のブルックは変は雰囲気にならないよう喋るのを心がけていた。
それを見たフォスターがブルックをパティ・ハーストとあだ名で呼び出したらしい。
(パティ・ハーストは実際誘拐された大富豪の娘で誘拐犯と仲良くなってしまった人)

トリビア
プロデューサーが2人端役で出演してる。
一番目立つのは検死をする時に部屋にいるお爺さん。この人がいなかったら映画はできてなかったって監督が言ってた。

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