国会で第99代の首相に選ばれた菅新首相は記者会見で、
「国民のため働く内閣」を二度繰り返した。
内容は、安倍政権の政策を継承し、まずコロナ対策、
地方の再生、デジタル庁とマイナンバーカードの普及、
自助、共助、公助と絆などいろいろあったけれど、
桜の会を開かないということ以外、きわめて地味だった。
ただ、国民のために働く内閣については、
まるで社長の社員への訓示のようで、
妙に新鮮だった。
総選挙まで一年で、その間に五輪もはさみ、
実働時間が短いので、とりあえずやれることを
きちんとやっておこうというイメージだった。
この新首相に日本の将来ビジョンを語られても、
なんとなくそぐわないような気がする。
これから、どのように変わっていくのか、
それとも何も変わらないのか、どうなるのだろうか。
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