街頭演説ゼロ、公開討論ゼロ、
コロナ対策でテレビには連日露出。
7月5日の投開票で現職圧勝。
私も都知事選の投票には行ったけれど、
選挙という実感はまったくなかった。
投票率が55%もあったことが不思議だった。
小池知事が現職の強みを発揮したというよりは、
コロナ戦争の先頭に立っている指揮官を、
いま、代えるわけにはいかない、
と都民は判断したのだろう。
だが、選挙は選挙だ。
4年前の公約は7つのゼロだったが、その内達成できたのは、
ペットの殺処分ゼロだけで、圧勝できるほど成果はない。
コロナ戦争の指揮官が代わっても、実際に闘っているのは官僚だから、
誰に代わっても、それほど影響があるとは思えない。
というのが、都庁の環境キャンペーンを5年間経験した私の実感だ。
コロナまでも味方に取り込んでしまうほど
強かな女帝小池に挑戦した19人の男どもはまったく歯が立たず、
そのだらしなさだけが印象に残った都知事選だった。
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