ロシアの憲法改正の国民投票は、
賛成が78%で、プーチン大統領の任期が延びた。
このまま行くと83歳までロシア大統領を続けられる。
プーチンのためのプーチンによる改憲だった。
中国では共産党が、香港国家安全法を可決して、
実質一国二制度を骨抜きにした。
香港は自主を失い、中国の一部になる。
この二つに共通しているのは国民不在という点だ。
ロシアはプーチン自身が「法」である、人治国家で、
中国は共産党が「法」である、党治国家である。
EUやアメリカはロシア、中国に批判的だが、
法治国家として、日本政府はどうも腰が引けている。
自民党部会で非難決議して、習近平首席の訪日を断ったけれど…
両国を刺激することは得策ではないと考えているようだ。
安倍首相は「首相は国会の長である」と失言したり、
検事総長人事まで握って三権分立を骨抜きにしようと
いろいろ画策したけれど、結局失敗した。
まさかとは思うが、人治国家をつくりたかったのか?
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