ふるさと納税の返礼品が、高価すぎると
制度から除外された泉佐野市が、
違法であると訴えていた裁判で、
最高裁が逆転勝訴の判決を下した。
泉佐野市は、国が後付けで条件を出したとしたことが
違法であると訴えていたのだが、
私は当初から、国の対応はおかしいと思っていた。
ふるさと納税は、返礼品が高価になり、
競争激化に国が慌てて条件をつけることになった。
返礼品に魅力のある物を選べば、ふるさと納税が増えるのだから、
それだけ自治体の財政は潤うことになる。
ふるさとの名前に相応しい地元産物を返礼品にというのは、
国が勝手に思い込んでいたにすぎず、相応しいかどうかは、
自治体が決めることで国が干渉すべきではない。
最高裁判事の一人も、この制度の据わりの悪さを
指摘していた。
最高裁にしては、憲法にそった久しぶりに当たり前の判決だった。
そんな気持がする。
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