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2020年06月30日06:13

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AIの進歩、人類の退化

渡辺棋聖対藤井7段の第二局。
藤井7段の快勝で、2連勝。
棋聖奪取にあと1勝にせまった。

どうもその対局で指した一手が異次元だったと
話題になっているようだ。

対局内容はまだ詳細にはみていないのだが、
その一手は、大盤解説者も他の棋士も、
ましてや渡辺棋聖もまったく想像つかないほど、
すごかったらしい。

解説者からは最善手にはどうしても思えなかったようだが、
結局その一手で勝負が決まったということで、
最強ソフトで差し直したところ、
6億手以上指して最善手であることがわかったという。

藤井7段はその一手を考慮時間23分で導き出したそうだ。
将棋盤が、底知れぬ宇宙のようにみえてきた。

AIは将棋のプロに勝てるか?でいろいろ話題になったけれど、
コンピュータよりも、人間の勝負に向かうときの頭脳の方が、
遙かに奥深いことを、天才藤井7段は身を以て証明したことになる。

コンピュータは確かに膨大な情報処理をするには適しているが、
人間の頭脳の働きは無限であり、その発想力やひらめきは、
想像以上に広く深いのではないか。

人工知能は所詮、人が造ったものであり、
それ以上でもなければそれ以下でもない。

AIを駆使してコロナウイルスの感染情報を処理するようだが、
数値結果にばかりとらわれるのではなく
人間の持っている底知れない能力を
もっと活用することを忘れてはならない。

コンピュータの進歩に頼りすぎると、
人類は退化するばかりではないか、そう思えてならない。
そんなことを気付かせてくれて藤井7段でもあった。


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