アメリカのグーグル社が、スマホの位置情報データを
使って、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた
各国の外出制限などの取り組みを分析した報告書を公表した。
それによると、出勤については、
アメリカが普段より38%減、イタリアでは63%減で、
日本は9%減のとどまっている。
お店や娯楽での外出では、イタリアが94%減。
アメリカでは外出禁止が出された後では47%減。
では週末と夜の外出自粛が呼びかけられた
日本はどうかというと、26%減。
東京都に関しては、お店や娯楽の外出は63%減と
効果が出ているようだが、これは都心の傾向であって
私のすむまちでは、とにかく人の出は、普段と変わらない。
これは不要不急な外出を自粛して、という曖昧な表現に
原因があるのではないかと思えてならない。
むかしから日本人はキャンペーン民族といわれ、
お上からの言葉に縛られる傾向が強いと言われてきたが、
不要不急というのは、自己判断に委ねられており、
散歩はよいなどといわれると、外出したくなたのは
避けられない。。
やはり、外出禁止という厳しい規制をかけないと
なんとなく自分を許してしまう、それが不要不急という
ことばに潜む曖昧さの欠点ではないだろうか。
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