だらしがないのは…。

東日本大震災の対応への批判を浴び、
政権の座を追われた民主党。
あれから8年弱小野党から抜けさせない。

自民党の一強を許しているのは
野党がだらしないからだ。
国民はそうした醒めた目でみている。
だが、どうなのだろうか。

安倍内閣が安保法制の閣議決定
森加計問題、公文書改竄、桜の会の私物化など、
上げたらきりがないほど違憲、違法、脱法疑惑の塊だ。

この違憲、違法、脱法疑惑を許しているのは
はたして野党のだらしなさだけか？
私は、与党自民党こそがだらしないからではないかと
思っている。

安倍首相のやりたい放題を諫めることができない。
駄目なことを駄目と言えない。
大臣の椅子を待ちわびるあまりに逆らえない。
こんなないないづくしほど、
政治家としてだらしないことはない。

もちろん、こういう議員を選んだのは国民である。
国民のレベルが国会議員のレベルであることは
十分承知してのことだが。