自民党の仕事始めの挨拶で、
安倍首相は「桃栗三年柿八年」と
今までの成果を自賛しながら
「柚は九年花盛り」と締め括ったそうだ。
言いたいことは分かるが、
アベノミクスの効果としてあげていたのが、
企業業績が上がるとその利益がトリクルダウンして、
誰もがその成果にありつけるだったのではないか。
桃栗三年でいったい庶民は
どんな果実を手にしたのだろうか。
消費は伸びず、経済成長は鈍化したままだ。
株価は上昇しているが、これは先進国の金融緩和で、
市場で余った金が株に回っているだけにすぎない。
成果を自画自賛するのは構わないけれど、
「柚は九年花盛り」、だけでなく、
「柚の馬鹿野郎一三年」という言い方もあることを
首相はご存じなのだろうか。
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