明日は参議院選挙の投票日。
そんななかれいわ新選組の支持票が、
まったく読めないほど、ステルス化しているそうだ。
ネット上で見聞きした山本太郎代表の国会質問、
街頭での話しぶりは、既存の政治家の枠を超えており、
というか本来あるべき選挙活動の姿そのもので、
硬直している政治状況に風穴を開けつつあるように見える。
対話でも決して相手を否定しない。
ヤジすらも受け止めて言葉をきちんと返す。
つまり民主義の基本である対話のあり方を心得ている。
安倍首相のように質問に回答しない、はぐらかさない。
そこには自由に討議する民主主義の原点を感じる。
私たちが見失いつつある誰のために政治をするか
何のために議論するのか、正面から政治に向かうその姿勢が新鮮に
見えることがうれしくもあり、現実を考えると悲しくもある。
何かを変えることができると思わせるのは、
政治家の資質そのものであり、
何も変えることができないと思わせるのも
政治家の資質そのものである。
山本太郎とれいわ新選組は、私たち有権者に
民主主義でいちばん大切な何かを、若い人に伝え、
高齢者に思い出させてくれているのかもしれない。
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