国政選挙でも投票率が50%そこそこしかない日本だが、
一昨日行われたオーストラリアの総選挙では、90%に届くという。
そのわけは、理由なく投票にいかないと、
罰金をとられるから。
日本より民主主義の先輩にあたるのだが、
投票に行くことを半ば強制しているわけだ。
罰金制度がいいか悪いかは、別として、
結果として投票率が高いことは、
それだけ民意が国政に反映されることになる。
無党派層が40%を超える日本では、
どうせ選挙に行っても自分の一票で、何も変わらないという
政治に無関心な若者が増えている。
民主主義の強制という見方もあるだろうけれど、
それでも理由もなく投票に行かないよりは、
ましなのではないか。
投票は国民の権利であると同時に義務でもあるのだから。
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