こういう古典的な設定を軸に据えるときはよっぽどのアイディアがないとね。
あんまり観るつもりはなかったんですけど、グランドシネマサンシャインで午後。
土曜日とはいえ30人くらい入ってて、今時はシネコンですら苦しいらしいので良かったじゃないの。
「透明人間になって女湯覗こうとしたが(下品ですまん)、網膜も透明になっていたので目が見えなかった」問題(どういう問題だ)は解決してました。攻殻機動隊です。なーるほど。
確かに1930年代にはそういう発想はなかったろう。
で、私の観点は主に二つ。
・透明人間は怖いのか? どうやってハラハラさせてくれるんだ?
・その透明人間をどうやってやっつけるんだ? なんか方法ある?
結論から言うと、どっちもちょっと。
前の方は、登場シーンあたりは(透明人間は「登場」しませんね)「おおっ」となるものの、そのあとはなあ…。
じゃあどうやってやっつけるか。縦横無尽に伏線を張り巡らして「おお、これはそう言う意味だったのか!」「ああっ、それをそうやって使うのか!」。
なーし、全然なーし。
最後まで女湯覗かなかったし(下品ですまん)。
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