一部で評判が良いので観ました。ドラマの一話30分弱で全6話なのであっという間だ。ま、韓国のアレと比べればね。
ホラーは基本的に苦手なんだけど、まあ映画館(逃げ場がない)じゃないしね。
前にも書いたけど、ホラーとはなんだろう。映画にしろドラマにしろその他こもごもの表現で人を怖がらせるとはどういうことか。我々はどういうときに怖がるのか。
いや、そもそもどうして怖がりたい?
この際それは置いておこう。
色んな手法があるとは思う。
まずいきなりなんか出してビックリさせるやつ。お化け屋敷方式? そうともいえないか。これは驚くんだけど恐怖の本質とは異なる気がする。私は嫌い。
次に血がドバドバ出るやつ。これも「痛いだろうなあ」とは思うが、怖くはない。「こんな目にあったら怖いなー」とは思うが、本質的ではない。
異形のものを出す、という手もある。これは映画のストーリーやテーマに絡んでるとそれなりに怖いが、造作によっては逆に笑っちゃう。
さて、「呪怨 呪いの家」。
ショッカー要素は薄いが、ほかの諸々はある。
「残穢」にも通じる気がするが、こんな手法。
・主人公のまわりで怪異が生じる。あるいは怪異の伝聞。
・いろいろな人に出会い、さまざまな場所を調べるが、怪異の解決には至らない。
・さらに怪異は続く。
・調査を進めるうちに調査そのものによって怪異がエスカレートする。
・実は原因は過去にあることがわかってくる(不思議にこれは他にも共通する作品が多い)。
・そこから収束に向かう(ここからの展開は他のはさまざま)。
で、「呪怨 呪いの家」が面白かったかというと、それなりに面白かった。怖かったかというとそうでもないが、さすがに最終話近くやラストは怖かった。
それなりの役者も出てますし、Netflix って金あるんだなあ。
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