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2020年01月17日18:28

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速報!「ラストレター」

 庵野秀明があまりにも役者なので大笑いしました。

 続けて同じ劇場で14:00から。こちらも20人強でした。いいんじゃないの。

 イーストウッドと違って、岩井俊二の映画ってどこを切っても岩井俊二ですね。けなしてないよ。うっとりしちゃう。

 グオオオーンとくる空撮、あるいはドローン。逆光、そしてレンズフレア。なんでもないシーンのレイアウトにも、岩井俊二だなあと思ってしまう。

 冒頭遠野未咲(広瀬すず)の遺影を見ながら「鮎美ちゃん(広瀬すず)そっくりだね、生き写しだね」というシーンがあるが、いやそれ本人ですから!

 基本的にキュンキュンものではあるが、ちょっと話が錯綜してる。もう少し整理できなかったか。

 好きな映画だし、グググっときたがツッコミどころも多し。
 あえて書く。

 携帯電話が壊れたので手紙を書くというイントロはいいが、その携帯電話修理に出せよ! いつまでも壊れたままじゃ不便だろ。

 乙坂(福山雅治)は「遠野未咲」の名前で松たか子と広瀬すずの両方から手紙をもらうわけだが、話題が別だし筆跡も違うはず。これに一切言及してないのはおかしい。

 乙坂の手紙は原稿用紙に書かれるのだが、小説家ともあろうものが段落開けをしないとはどういうことだ! 許せん。こういうのちゃんとやろうよ。

 役者は良かったですよ。松たか子は安定。コメディエンヌ的フレーバーが効いていた。福山もクセが薄めでちょうど良かった。

 あと老いたかつてのミュージシャン、シンガー・ソングライターがパラパラ出てるのも楽しかった。怒りませんとも。水越けいこはわかんなかったなあ。あとはわかった。

 なんとなく予想通りの終盤で、これでラストにドンって来なかったら許さないぞと思ったが、ある程度きた。そうきたか。
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