『天国地獄交差点』私はリッド。リッド・クラウン(道化師)。 能力は治癒能力、好きな色は黄色。 今、私とマルグ、そしてメルと一緒に奇妙なパーティーに参加している。 メルの話ではナンテ先生は危険人物らしく、かなり過敏に警戒している。だけどマルは
午後開演するボリジョイサーカスに、二ヶ月前からチケットを手にしていた自分と家族一行。 駐車場はかなり混雑していますが、中は広いので比較的に近い場所で車を停められました。 会場の中は人でごったがえり右も左も分からない。スタッフの怒声に似た案内
『僕はそう、思っていた』「アタシはカスキュアだ」 その言葉を聞いて驚いたのは、僕だけじゃなかった。その女性と顔を合わせていた人物、ナンテ・メンドールもまた目を丸くしていた。 彼の場合は単に目の前まで詰め寄ってきた女性に驚いていたようだった
『特区』〜天国と地獄の境目なんて、 こんなに曖昧なものだったんだ〜 僕とマルグ君、リッドさんの三人はナンテ・メンドールの後ろを歩いていく。 僕はマルグ君を睨み付けたいけど、前を歩いているのはリッドさんだからそれが出来ない。仕方なく背後から誰
自分は何年も昔に面倒を見た子達がどうしているかいつも気になっている。 20になった時に見た5歳の子は今や中学生。あまり触れ合う機会のない自分を誰も覚えてないと思っているけど、その地域で子どもを見るとつい『久しぶりですね』と言われる事を期待し