mixiユーザー(id:10063995)

2021年04月11日07:32

34 view

突然ですが遊戯王小説です その22後編



アイ「おいおいなんだいきなり・・?
 襲撃したと思ったらデュエルしだしたぞ?誰かこの状況を説明してくれよ・・」
メル「あ、ぼ、ボクが説明するよ。
 でもその前に・・ニバリさん!」
ニバリ「なんでクノイチ?」
メル「なんでさっきからクノイチクノイチ言ってるのさ!」
ニバリ「昔、誰かが教えてくれたでクノイチ!『Japan SPY』はみんな黒いローブにカッコイイ仮面をかぶり、男は語尾に『ニンジャ』、女は語尾に『クノイチ』と名付けるって!
 だからそうしてるだけ」
メル「そ、そうなんだ・・」

ニバリ「さあて、気を取り直してデュエルするでクノイチ!
 先攻はニバリでクノイチ!
 メインフェイズに入り、手札から『宣告者の神巫(デクレアラー・ディヴァナー)』を召喚!でクノイチィ!」

宣告者の神巫 光 星2
天使族・効果
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。 このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。 手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
ATK500/DFE300

 ニバリのフィールドに美しい羽根を背負った女性が姿を現す。

ニバリ「『神巫』の効果発動!
 デッキ・エクストラデッキから天使族を一枚墓地に送り、その天使族モンスターのレベル分、自身のレベルを上げる!レベル4の『虹光の宣告者(アーク・デクレアラー)』を墓地に送り、レベルを6に!
 そして『虹光の宣告者』の効果も発動するクノイチ!」

 虹光の宣告者→墓地
 宣告者の神巫 レベル2→6
 

虹光の宣告者 光 星4
天使族・シンクロ/効果
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 お互いの手札・デッキから墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
(2):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、 このカードをリリースして発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。
ATK600/DFE1000

ニバリ「デッキから、儀式魔法『祝祷の聖歌』を手札に加え、そのまま発動するでクノイチ!」

祝祷の聖歌 儀式魔法
「竜姫神サフィラ」の降臨に必要。
(1):自分の手札・フィールドから、 レベルの合計が6以上になるようにモンスターをリリースし、 手札から「竜姫神サフィラ」を儀式召喚する。
(2):自分フィールドの儀式モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりに墓地のこのカードを除外できる。

ニバリ「レベル6になった『宣告者の神巫』をリリースし、儀式召喚を執り行う!」
アイ「あの動き、ニバリのデッキは儀式テーマか・・!?」
ニバリ「影に忍ぶ我等が仕えし光!
 その姿が降臨するとき、我等に勝利を約束する!
 儀式召喚!レベル6、『竜姫神サフィラ』!」

竜姫神サフィラ 光 星6
ドラゴン族・儀式/効果
「祝祷の聖歌」により降臨。 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが儀式召喚したターンのエンドフェイズ及び、 このカードがモンスターゾーンに存在し、 手札・デッキから光属性モンスターが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、 以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。
●相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ捨てる。
●自分の墓地の光属性モンスター1体を選んで手札に加える。
ATK2500/DFE2400

 ニバリのフィールドから宣告者の姿が消え、代わりに現れたのは竜神。
 神々しい輝きを見せながら、対戦相手を睨み付けている。

ニバリ「更に『宣告者の神巫』の最後の効果により、デッキからレベル1天使族モンスター・・『異次元の精霊』を特殊召喚し、そいつをリンク素材に『リンクりボー』をリンク召喚するクノイチ!」

異次元の精霊 光 星1
天使族・チューナー/効果
(1):このカードは自分フィールドの表側表示モンスター1体を除外し、 手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚した場合、 次のスタンバイフェイズに発動する。 このカードを特殊召喚するために除外したモンスターをフィールドに戻す。
ATK 0/DFE100

リンクリボー 闇 リンク1
サイバース族・効果
【リンクマーカー:下】 レベル1モンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをリリースして発動できる。 その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、 自分フィールドのレベル1モンスター1体をリリースして発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
ATK300

ニバリ「カードを二枚伏せて、エンドフェイズ。『サフィラ』の効果により3つの内1つを選択して発動するでクノイチ。
 選択するのは『カードを二枚ドローし、一枚捨てる』効果!」

 ニバリ 手札一枚→三枚→二枚
 イーバ 墓地

ニバリ「そして墓地に送られた『イーバ』の効果発動」

イーバ 光 星1
天使族・効果
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合、 このカード以外の自分のフィールド・墓地の天使族・光属性モンスターを2体まで除外して発動できる。 除外した数だけ、デッキから「イーバ」以外のレベル2以下の天使族・光属性モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
ATK500/DFE200

ニバリ「墓地の『宣告者の神巫』と『虹光の宣告者』を除外し、デッキから『ハッピー・ラヴァ』と『朱色の宣告者』を手札に加え、レディにターンを渡すでクノイチ」

朱の宣告者 光 星2
天使族・チューナー/効果
(1):相手がモンスターの効果を発動した時、 手札からこのカードと天使族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
ATK500/DFE200

ハッピー・ラヴァー 光 星2
天使族・通常
ATK800/DFE500

メル「手札にはモンスター効果無効カードに、戦闘を防ぐリンクリボー。そして儀式魔法『祝祷の聖歌』は儀式モンスターを守る効果を内臓しているし、更に二枚の伏せカード・・相変わらず、防御力の高い布陣を作るのが上手いね・・」
アイ「おおー、何かよく分からんがスゲー事をしてるんだな、ニバリの奴!
 そのまま相手を押し潰せー!」
スス「次はあの吸血鬼が動く番だから無理よ・・」

レディ「私のターン、ドロー!クノイチ!」
Mr.i(ククク、この女のデッキがこの前までの『パラライズ・チェーン』頼みの雑魚デッキだと思うな・・このデッキには強力カードをごまんと入れた極悪非道デッキだ!
 さあ、その力を奮え!!)
「私は手札からフィールド魔法、『闇黒世界〜シャドウ・ディストピア〜』を発動」

闇黒世界〜シャドウ・ディストピア〜 フィールド魔法
(1):フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。
(2):1ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分フィールドのモンスターをリリースする場合、 自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースできる。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。 このターンにこのカードが表側表示で存在する状態でリリースされたモンスターの数まで、 ターンプレイヤーのフィールドに「シャドウトークン」(悪魔族・闇・星3・攻/守1000)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。

 グニャリ、と世界が闇に呑まれていく。

ニバリ「に、ニバァ!?
 闇が世界を覆った!?」
レディ「・・この世界では、全てのモンスターは闇属性として扱われる。『サフィラ』の鬱陶しい輝きには消えてもらうわ」

 竜姫神 サフィラ 光→闇属性

レディ「そして私は永続魔法、『王家の神殿』を発動・・」

王家の神殿 永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体とこのカードを墓地へ送って発動できる。 手札・デッキのモンスター1体またはEXデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。

レディ「これで私は1ターンに一度、伏せたターンに罠カードを発動出来るようになった・・!
 カードを一枚伏せ、罠カード発動!『魔のデッキ破壊ウイルス』!!」

魔のデッキ破壊ウイルス 通常罠
(1):自分フィールドの攻撃力2000以上の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。 相手フィールドのモンスター、相手の手札、 相手ターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、 その内の攻撃力1500以下のモンスターを全て破壊する。

レディ「このカードは攻撃力2000以上のモンスターをリリースして発動出来る罠カード!」
ニバリ「へ?で、でも君の場に攻撃力2000以上のモンスターなんて・・」
レディ「いるじゃない、貴方の場に」
ニバリ「え・・」

 ニバリがサフィラに振り返ると、サフィラの姿がどんどん消えていくのが見えた。

ニバリ「!?」
レディ「『シャドウ・ディストピア』の効果、1ターンに一度、カード効果でリリースするカードを相手のカードで代用出来る!
 これで貴方のサフィラをリリースし、貴方の手札・場の攻撃力1500以下のモンスターを全破壊させるわ!」
 
 竜姫神 サフィラ→リリース

メル「そんな、相手のモンスターをリリースさせるカードだって!?
 ニバリさんの手札にも場にも攻撃力1500以下のモンスターがいるのに・・!」
ニバリ「・・!
 伏せカード、発動!」

 ニバリの伏せカードが翻るが、そのカードの前に手札のカードがソリッドビジョンで大きく映され、隠されていく。

レディ「『魔のデッキ破壊ウイルス』の効果で手札を見させてもらうわ。どれどれ・・」

 ニバリの手札
 ・朱色の宣告者 攻撃力1500以下
 ・ハッピー・ラヴァー 1500以下
 ・オネスト      1500以下
 ・弱肉一色   魔法カード

レディ「む・・『オネスト』まで握ってたか。もしモンスターでただ殴ってたら私の方が不利になってたわね。
 それにしても、『弱肉一色』なんて使えないカードを入れてるなんてね・・」

弱肉一色 通常魔法
自分フィールド上にレベル2以下の通常モンスターが 表側表示で5体存在する時に発動する事ができる。 お互いのプレイヤーは手札を全て捨て、 レベル2以下の通常モンスターを除く フィールド上に存在するカードを全て破壊する。

ニバリ「・・・・!」
レディ「ま、どうでも良いわ。
 場の『リンクリボー』含め、三枚の手札を破壊するわ」

 リンクリボー 破壊
 ハッピー・ラヴァー 破壊
 朱色の宣告者 破壊
 オネスト 破壊

レディ「フフフ、この程度で終わりなのかしら?まだ私の戦術は全然見せてないわよ?」
ニバリ「・・・・それは、ニバリのセリフだクノイチ」
レディ「何?」
ニバリ「ニバリは君の罠に対し、このカードを発動していた。
 永続罠、『魂のさまよう墓場』をね!」

魂のさまよう墓場 永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが既に魔法&罠ゾーンに存在する状態で、 自分フィールドのモンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 自分フィールドに「火の玉トークン」(炎族・炎・星1・攻/守100)1体を特殊召喚する。
(2):このカードが既に魔法&罠ゾーンに存在する状態で、 自分の手札・フィールドのモンスターが相手の効果で墓地へ送られた場合に発動する。 そのモンスターの数まで可能な限り、自分フィールドに「火の玉トークン」を特殊召喚する。

レディ「な、なに・・!?」
ニバリ「『魂のさまよう墓場』の効果により、『魔のデッキ破壊ウイルス』で破壊された四体のモンスター分、『火の玉トークン』を特殊召喚する!」

火の玉トークン 炎 星1
炎族・通常
ATK100/DFE100


 火の玉トークン×4

レディ「な、なに・・!?」
Mr.i『は、ハアアアアア!?
 レベル2以下の通常モンスターが、いきなり四体も・・!?』
アイ「あれ、今は通常モンスター四体で、ウイルス発動中は三ターン効果が持続するんだよな?」
シティ「確かドローカードもウイルス効果で確認して、攻撃力1500以下なら破壊されるのよね。
 今テキスト確認して理解したわ」
アイ「そして『魂のさまよう墓場』の効果でモンスターはレベル2以下の通常モンスターに変換され、
 弱肉一色の発動条件を満たせるな」
メル(いや、シャドウ・ディストピアの効果はまだ・・)
レディ「・・・・デュエルを続ける。
 私は手札から、『ヴァンパイアの使い魔』を召喚」

ヴァンパイアの使い魔 闇 星1
アンデット族・効果
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。 デッキから「ヴァンパイアの使い魔」以外の「ヴァンパイア」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、 「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送って発動できる。 このカードを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
ATK500/DFE 0

レディ「このカードをリンク素材にし、『転生炎獣アルミラージ』をリンク召喚!」

転生炎獣アルミラージ 炎 リンク1
サイバース族・リンク/効果
【リンクマーカー:右下】 通常召喚された攻撃力1000以下のモンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 このターン、そのモンスターは相手の効果では破壊されない。 この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、通常召喚された自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。 このカードを特殊召喚する。
ATK 0

 レディのフィールドに小さなモンスターが現れる。だがその攻撃力はゼロだ。

レディ「そして手札の『ヴァンパイアの眷族』を捨て、『ヴァンパイアの使い魔』の効果を発動!
 ライフ500払い、このモンスターを特殊召喚する!」

レディ LP6000→5500
ヴァンパイアの使い魔→特殊召喚

レディ「このカードの効果によりデッキから『竜血公ヴァンパイア』を手札に加え、『ヴァンパイアの眷族』の効果を発動する。
 手札に加えた『竜血公ヴァンパイア』を捨て、ライフを500払い効果発動。
 こいつを特殊召喚する」

ヴァンパイアの眷族 闇 星2
アンデット族・効果
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。 デッキから「ヴァンパイア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、 「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送って発動できる。 このカードを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
ATK1200/DFE 0


ヴァンパイアの眷族→特殊召喚

レディ「このカードの効果で、デッキから『ヴァンパイアの支配』を手札に加える」

ヴァンパイアの支配 カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「ヴァンパイア」モンスターが存在し、 モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 その後、破壊したカードがモンスターカードだった場合、 自分はその元々の攻撃力分だけLPを回復する。

アイ「あいつ、万能なカウンター罠をサーチしたな!だが俺のデッキにはあまり刺さらねえなあフハハハ!」
スス(そりゃリーダーのデッキは『ゴブリン突撃部隊』で殴る以外何も出来ないデッキだし・・)
メル「そんな事より、あれが伏せられたら『弱肉一色』を発動出来ても無効にされちゃうよ・・」
レディ「そして、場の二体のヴァンパイアをリンク素材にし、『ヴァンパイア・サッカー』をリンク召喚!」

ヴァンパイアの使い魔→除外
ヴァンパイアの眷族→除外

ヴァンパイア・サッカー 闇 リンク2
【リンクマーカー:左下/右下】
アンデット族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。 特殊召喚したそのモンスターはアンデット族になる。
(2):自分・相手の墓地からアンデット族モンスターが特殊召喚された場合に発動する。 自分はデッキから1枚ドローする。 (3):自分がモンスターをアドバンス召喚する場合、 自分フィールドのモンスターの代わりに相手フィールドのアンデット族モンスターをリリースできる。
ATK1600

サッカー「キキッ♪」

 フィールドに可愛らしい吸血鬼が姿を現した。その吸血鬼が指を鳴らすと、ニバリのフィールドに牙を生やした『ハッピー・ラヴァー』が姿を現した。

ニバリ「『ハッピー・ラヴァー』!?
 あれ、でもなんか姿が違う・・」
レディ「『ヴァンパイア・サッカー』は相手のモンスターをアンデット族にして特殊召喚する。そして特殊召喚した事で二体のアンデット族モンスターが効果を発動する。『サッカー』は一枚ドローし・・」

 サッカー→リリース
 転生炎獣アルミラージ→リリース

ニバリ「え?」
レディ「闇の支配者たるヴァンパイア一族の主よ、今こそ我等と共に参ろう・・!
 始祖降臨(レジェンド・フォーリンダウン)!!
 さあ甦れ!『竜血公(ドラクレア)ヴァンパイア』!!」

竜血公ヴァンパイア 闇 星8
アンデット族・効果
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合、 相手の墓地のモンスターを2体まで対象として発動できる。 そのモンスターを効果を無効にして自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
(2):モンスターの効果が発動した時、 その同名モンスターが自分・相手の墓地に存在する場合に発動できる。 その発動を無効にする。
(3):相手の墓地からモンスターが特殊召喚された場合、 自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。
ATK2800/DFE2100

 フィールドに舞い降りたのは、あらゆる魔物を支配せしオーラを纏った、吸血鬼の王。
 その王の前に、『火の玉トークン』も『ハッピー・ラヴァー』も怯える事しか出来ない。

ニバリ「うわ、強そうなモンスターが来た・・」
レディ「カードを二枚伏せて、バトルフェイズに入る。
 『竜血公ヴァンパイア』で『火の玉トークン』に攻撃!」

Battle!!
○竜血公ヴァンパイアVS火の玉トークン✕
     ATK3000VSDFE100
 
ニバリ「なら、この伏せカードを・・いや、今は止めておこう」
レディ「私はこれでターンエンド。
 それと同時に『シャドウ・ディストピア』最後の効果を発動する。
 このターンリリースされた数まで、互いの場に『シャドウトークン』を特殊召喚させる!」

シャドウトークン 闇 星3
悪魔族・通常
ATK1000/DFE1000

ニバリの場に一体
レディの場に二体、守備表示で特殊召喚

アイ「シャドウトークンは三ツ星モンスターだから、『弱肉一色』の発動条件を満たせないな・・」
ニバリ「ニバリのターン、ドロークノイチ!」
レディ「『魔のデッキ破壊ウイルス』によりドローチェック!」

 ドローカード
馬の骨の対価 通常魔法
(1):効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。

ニバリ「ドローカード。
 この状況で、ドローカードか〜・・クノイチ」
メル「僕は一回デュエルしたからニバリさんのデッキはある程度把握出来るけど、攻撃力1500以下が多いんだよね・・ドローはしない方が良いんじゃ・・」
ニバリ「・・いや、ここはドローするクノイチ。
 魔法カード発動、『馬の骨の対価』。
 『ハッピー・ラヴァー』を墓地に送り、二枚ドローするクノイチ!
 このカードは止める?」

ハッピー・ラヴァー→墓地

レディ「・・いいえ、止める気は無いわ。二枚ドローしなさい。
 ただし・・チェックはさせてもらう」
ニバリ「・・・・み、見せるね」

・ドローカード
ハッピー・ラヴァー 攻撃力1500以下
守護天使 ジャンヌ 攻撃力1500以上

レディ「ハッピー・ラヴァーは攻撃力1500以下だから破壊されるわね」
ニバリ「ああ、うん・・ごめんねハッピー・ラヴァー・・」

 ハッピー・ラヴァー 破壊
 火の玉トークン 生成

ニバリ「後はジャンヌを召喚する位しかない・・ん、モンスターが五体・・?
 うん?まてよ・・これをこうしてこうしてこうしたら・・ああこれ行けるかな?」
レディ「・・ん?」
ニバリ「モンスター五体でリンク召喚でクノイチィ!」

 火の玉トークン×4 消滅
 シャドウトークン 消滅
 
ニバリ「1、なんか凄い奴!
 2、パワー強い奴!3、硬い奴!4、燃費悪い奴!5、ええっと、ええっと、ヤベー思いつかない!なんかすごくて強くて固くて燃費悪い奴!
 リンク召喚!!『L(リンク)・G(ゴッド)・D(ドラゴン)』!!」

L・G・D 闇 リンク5
ドラゴン族・リンク/効果
【リンクマーカー:左/右/左下/下/右下】 モンスター5体
このカードはリンク召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが、闇・地・水・炎・風属性の全てを素材としてリンク召喚に成功した場合に発動できる。 相手フィールドのカードを全て破壊する。
(2):フィールドのこのカードは他のカードの効果を受けず、 闇・地・水・炎・風属性モンスターとの戦闘では破壊されない。
(3):相手エンドフェイズに発動する。 自分の墓地からカード5枚を選んで裏側表示で除外する。 5枚除外できない場合、このカードは墓地へ送られる。
ATK5000

アイ「うお、なんだ!?
 凄くて強くて固くて燃費悪い奴が来たぞ!」
スス「本物だわ、凄くて強くて堅くて燃費悪い奴だわ!」
シティ「やれー、凄くて強くて堅くて燃費悪い奴ー!」
レディ「むむ、この場面で凄くて強くて堅くて燃費悪い奴が来たな!」
メル「いや待って!?
 誰か名前で呼んであげて!?」
ダンク(メル、今日のお前は輝いてるぞ。
 ・・ツッコミで)

 ダンクは一人、心の中でメルに同情する。しかし、メルよりもっと輝いてる人がいるのを彼は知らなかった。

Mr.i(・・おかしいな。
 確か最初は奴等に反撃出来ないままあいつ等がひどい目にあうというシリアスかつ残酷な状況が起こる、それでああなんでヴァンパイア・レディが敵なんだ畜生とか僕は誰を信じれば良いんだとか嘆き続ける展開になる・・そうなるだろ普通は!
 なのになんだよクノイチって!
 しかも語尾にクノイチクノイチ言うんじゃねえよ語呂が悪いんだよ!
 しかもなんであいつ等誰もそこにツッコミ入れねえんだよ!
 あんまり反応が薄いんでこっちがアイエエエって叫びそうになったわ!
 あいつらんとこ突撃してツキジめいた光景にしてやろうかこんにゃろー!!
 しかもなんでリンク・ゴッド・ドラゴンを誰も名前で呼ばないんだよこっちの方が字数が少ないだろ!
 ウガアアアアアアア!!)
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する