祈りの早暁。＠ニュース日記【阪神淡路大震災】

■阪神・淡路大震災から26年　追悼行事、多くは縮小
(朝日新聞デジタル - 01月17日 06:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6379489




今年も、『今朝』が来たのですね。

毎年書いてる気がするけれど、姉のように慕い何かと頼りにしていたひとが居なくなった日。

とはいえ、亡くした姿が見られた訳ではありません。
ご家族ですら、消息が掴めないまま年月が過ぎて。

今はただ、東遊園地のあの場所に、小さな銘板が在るそうな。

だからかな、亡くした悲しみよりも、もう逢えないんだという喪失感のほうが強い。

気付いたら、そのひとの年齢はとうに越えてしまったけれど。今もそのひとは、私の心の中のスクリーンで穏やかに笑っています。
神戸で生まれ育ち、神戸の海も山も街も愛していて、六甲山で夜景を見たり、ルミナスで港クルーズしたり、美味しい洋食屋さんでごはん食べたり。
直前の年末に東京ドームで逢って、寒がっていた私に大判のショールを羽織らせてくれて。年が開けて１月中旬に次は大阪城ホールで逢うことが決まっていたから、じゃあそこでお返ししますねって手をふって別れた。
まさか、ちゃんとお礼すら言えないままになるなんて思いもせずに……


ありがとうは、惜しまず言おう。


そんな簡単な、でも人としてめちゃくちゃ大事なことを教わった気がします。

去年の日記⇒https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974363067&owner_id=10024385
そういえば去年は２５年の節目ということもあってテレビでも特番があったり、あまり日の目を見なかった映像が報道されたりしたけれど。今年は、コロナ禍まっただ中なのもあってか、ひっそりしてますね。
それはそれで、仕方ないことなのかな。