志村けんさんの遺骨自宅に戻る 実兄「まだ温かい」
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感染で亡くなったらこうやって、最期のお別れすらできないんだよ……っていう辛い現実。
ふと、全力で憧れていたドラマーさんを送った時のことを思い出しました。
随分昔のクリスマスイヴ、青山葬儀所で。
ライブと同じように着飾ったひと、喪服のひと、多くのファンが見守る中で。
志村けんほどの人が、こんな、有り得ない送られ方だなんて……
朝(あした)には紅顔ありて
夕(ゆうべ)には白骨となれる身なり
そう説いたのは真宗の蓮如上人でしたが、改めて、志村けんの訃報に接して痛感しています。
仏教的な考え方でいうならば、せめて。
感染症じゃなく亡くなったかたと同じように、多くの仏様たちに来迎されて雲に乗っていったのだろうなと思いたいです。
毎日毎日、新たな死亡者*人て報道されているけど。
ただの数字なんかじゃなく、このお兄さんと同じように無念の思いで肉親を送りださなきゃいけないひとがその向こうにたくさんいるのですよね。
年齢問わず、『俺(私)関係ないし〜☆』とか思ってるひとにはきっとそんなことすら理解も想像もできないんだろうなあ。
残念。
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