■オバマ氏、27日に広島訪問 現職の米大統領で初
(朝日新聞デジタル - 05月10日 21:16)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3985572
メディアな謝罪するかしないかで盛り上がってるけれど、これは単純に『加害国の国家元首が大きな被害を与えた現地を訪れる』ってだけではないよね。
原爆ドームを外から見るだけでなく、資料館にも足を向けて欲しい。
遺された物言わぬものたちを実際に眺めて、世界に冠たる大国の国家元首としてどう捉えるのか。
贅沢いうなら、就任早々に決断して欲しかったかな。訪日の機会は何度もあった訳だし…もう任期の残りが少ない今ごろまで、恐らくは世論の反対を少しでも弱められるベストタイミングを必死に測ってたんだろうけど。
アメリカの世論が広島訪問=謝罪と捉えがちなのは、【在ったこと】を実際に見たら自分たちの『原爆は戦争の早期終結のために必要だった』という正当性主張が揺らぎかねないことをどこかで本能的に理解してるんじゃないの?
本当に正当性があれば、現地行こうが何を見ようが全然構わないはず。
いっこ前の日記(参照⇒
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952406672&owner_id=10024385)にも書いたけれど、私は、謝罪は必須ではないと考えています。
ただ、人として真摯に追悼し、考える機会にしてもらえたら。
新しい時代を創る、なにかの糸口にしてもらえたら。
過ちを繰り返さない、あの碑文を心に刻んでもらえたら。
歴史的な訪問を、歓迎します。
ログインしてコメントを確認・投稿する