とあるファミレスでランチをした。幾つか席は空いて
いたが、皿の片付けはすんでなく、店員にどうぞと
言われなかった。片付けがすんでから呼ばれるのかと
考え、待機者の名前を書く用紙に、名前を書き、レジから
一番近い待合席に座った。
しばらくして、おばあさまと脚の不自由なおじいさまの
二人組が来て、店員がその人達に、こちらの席に
どうぞと案内した。僕も急いでいるわけでもないし、
脚の悪い人なら早く座って落ち着きたいだろうなあと思い、
やり過ごした。僕が先に待っているのだから、店員もこういう
事情で、この人達を先に案内しますと、一言伝えて
くれてもよいのにと思った。
しばらくして、若い女性が単独で来て、待合席に座った。
そうしたら、店員がその女性に一人ですかと声をかけ、
案内しようとした。流石に、その女性より僕の方が先に入店
しているのに、店員のその行為はおかしいと感じ、怒り口調で、
どうして、僕の方が先に来ていて名前も書いているのに、
その女性を優先するのですか?と言ってしまった。店員もすみませんと
言って、僕を先に案内してくれた。結局、入店してから10分以上
待たされた。
一番悲しかったのは、僕の存在を無視されたように
感じる事だ。レジから一番近い待合席に座っているの
だから、店側が僕に全く気が付かなかったとしたら、
相当変だと思う。単独で入店する若い男性は、軽く
見られているのかしらとも思いたくなる。お客様は
神様という言葉は、あまり好きでない表現だが、何も
なければ、待っている順番に応対するとか、標準の
お客様応対をしてほしい。おそらく、自分の意思でこの
店に行く事はもうないかもしれない。
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