赤道直下の冬の島　ジャワ記 ７

インドネシアの有名料理と言えばナシゴレン、インドネシア風チャーハンです。たいていどんな店に行っても必ずあるメニューですが、味は店によって全て違います。甘味があったり辛かったり、えびせんが付いてたり目玉焼きが付いてたり･･･これだけ味が違う物を｢ナシゴレン｣の一言で片付けていいんかい？　ってぐらい色々です。今回行ったジャワ中部では辛い系が多いらしく、一度だけ食べれないくらい辛いナシゴレンに行き当たりました･･･辛いのは嫌いじゃないし他の人は何とか食べてましたが･･･私メはダメでした。お腹減ってるのに食べれない･･･つらかったなぁ　口のなかはヒリヒリしてるし･･･

８／２８のアンバラワ鉄道博物館を出発した後、私メの強い？希望で博物館から車で５分もかからない場所にある軍事記念館に寄りました。ここは７年前に前を通りかかった時に存在を気付いたもので、海外の軍事記念館など行く機会などなかなか無いので、少しの時間でも良いのでよ寄ったものです。名前はPalagan Monumen Ambarawa、アンバラワ戦争記念碑館と言うのでしょうか？
名前の通り、施設の中央には大きなモニュメントが建ってます。２次大戦後の独立戦争時、オランダ軍と独立軍がこのアンバラワで衝突、激戦になったようで、その記念碑と言う事でした。
さて中に入ろうと専用車から降りると意外な事が･･･他のメンバーが誰も出てこない･･･？　一人は車内で休んでる〜って言ってるのは知ってたけど、まさか誰も出てこないとは･･･　もうこの日は他に予定は無いのでバテてくたばったりしてなければ、そんなに興味無くても観光気分で眺めたらいいのになぁ、鉄道だけ撮れればいいのかなぁ･･･せっかく時間があるのに･･･勿体無いなぁ･･･と思いつつ、私メの方は時間が無いので入場料支払い手続きなどガイド氏に任せてカメラ片手に施設内へ。一番目立つところにＰ-５１ムスタングなんかが展示されてたから、いろんな軍用車があるのかと思ったらモニュメントの周りにチョコチョコと展示されている程度でチョッと期待外れでした。


これがそのモニュメント。スンバルハルジョの撮影時に見かけたセキュリティー施設前のオモロイ顔のモルタル兵士に比べても、かなりしっかりしたものです


鉄道博物館と同じ車両のＢ２５ラック式機関車がここにも展示されてます。チョッと荒れてましたが･･･　これがあるので他のみんなも見に来ると思ったんだけどなぁ


一番興味をソソラレタのがこのトラック２台。左がダッジ、右がシボレー。ダッジの大戦時トラックは数年前ミャンマーで見た事がありましたがシボレーはは初めて。綺麗にりペイントされてますが荒れた時期があったのかガラスや樹脂類は殆ど失われ、鉄の骸骨状態でした。帰ってから写真を見てて気付いたのですがダッジは何故か右ハンドル。今度詳しい方に聞いてみようっと。

＊トラック右ハンドル、この方面に詳しいO氏に聞いたところ、オーストラリア軍が右ハンドル車に改造してる事が多かったので、これもその改造車である可能性も。


アメリカＭ３Ａ３スチュアート戦車。同じ車両が記念館前の交差点の真中にも展示されてます。


野砲も２門ほど展示されてました。形式など･･･読む時間が無かった



屋内には激戦地での独立軍英雄の将軍の胸像、そして機関銃や迫へき砲などが展示されてました。地元住民が使った竹槍みたいな武器も･･･　機関銃は初めて見るものもあり、オランダ軍の捕獲品かな？　日本軍のもありました。刻印でニ式と読めたけど･･･　ここの武器は一応可動部溶接止めで使用不能処理をされているようでした。
でも時間が無かったのでせっかく説明してもらっても聞いてる時間が無く、写真を撮るのが精一杯･･･もっとゆっくり見て聞いてたかったな〜

この日の夜はチェプの街へ。ガイド氏の言う安全？なレストランが無いと言う事なので屋台の夕食となりました。屋台･･･といっても結構大きいので屋台食堂といったところでしょうか。えびゴレンやらイカゴレン(ゴレン＝焼く、炒めるの意味)などを美味しくいただきました。

続く


赤道直下の冬の島　ジャワ記 ８
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