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2008年09月10日02:06

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赤道直下の冬の島 ジャワ記 1

あっかんべー写真の仮整理のできたものから上げていく事に・・・途中で間があくかもネあせあせ

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さとうきびの収穫期は冬、それに合わせてさとうきび鉄道も走ります。勿論これの撮影がメインテーマ。
ジャワ島は南半球に属するので、この時期が冬に当たりますが赤道直下ですから涼しいのは朝夕のみ、昼間は軽く30℃を越えます。暑くても雨が少ない時期なので下草などは黄色く枯草色です。暑い=鬱蒼とした夏草という日本の暑い時期の感じとは少し異なります。その為かバナナの木はたくさん見かけますが、実は全くついてません。
今回はジャワ島中部が中心で、ジャカルタ寄りから東に向かって進みました。この地域は6〜7年前に一度言った事があるだけです。初めて訪れる場所もあり、いろいろと楽しめそうです。
さとうきび鉄道はナローゲージと呼ばれるトロッコ規格の小鉄道で、蒸気機関車は70〜100年前のドイツ、ベルギー、オランダ製が多く、ディーゼル機関車は30〜50年前のドイツ製か20〜30年前の日本製がほとんど。

出発は航空券の安かった関係で関空発(最近高飛びでは成田を使ってないなぁたらーっ(汗))、バリ島デンパサール経由ジャカルタ。ここでガイド氏とチャーターした車と合流、この時点で20:00でしたが少し強行して300km離れたチレボンへ。ホテル到着は丑三つ時でした。結構良いホテルだったので深夜着、朝出発は、ちょっともったいなかったなぁあせあせ

8/24 最初の訪問地はTersana Baru(テルサナ バル)さとうきび精製工場。ここは今シーズンからSLが休止されてしまったという事で1台チャーターして走らせました。


フォトフォト

事務所入口横には蓄力でさとうきびを挽いてきた地代の石臼が。機関庫横にはよォ解らん車輪のモニュメント。

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狭いへろへろ線路とバナナの木と・・・機関車は日本製。

チャーターした機関車は6号機、テンダーは11号車用と何ともアバウト。空貨車を4両ほど連結して畑の中の線(フィールド線)へ出発。機関庫から2km程で折り返すというので機関車の向きの関係から戻り時が撮影タイムとなりました。

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牛小屋と・・・座り込んでる人達はSL運行関係の人々。暑い昼間は時間があると日陰に入って座って休むのがインドネシアスタイル。

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少し前まで水牛がいたけど、撮影する前に残念ながら沼から上がってしまった・・・ 手前は河ですが、定期的にしゅんせつしている事がわかります。たぶん人力でしょうあっかんべー

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機関車がポイントを通過時には脱線しないように無理矢理転轍機を押さえ込んでほっとした顔

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夕方前、外に出ていた家畜が集落地域へ帰ってきます。後ろはさとうきびナロー鉄道(線路幅700mm)と国鉄線(日本のJR等と同じ線路幅1067mm)の平面交差。

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DLを覗く?母娘・・・日本製DLの後ろ向けは何故かニコニコ顔に改造されてます。わーい(嬉しい顔)

ところで途中から気付いたのですが、保管されている車両も含めて以前来た時はほぼ全車に付いていた蒸気機関車の製造プレートが一つもありません・・・外された跡が残るのみです・・・この理由がちょっとした事から解りました。機関士や整備士が小遣い稼ぎの為にマニアに売っていたのです。勿論全てが大変貴重なプレートです。現場は文化意識などまるで無いのでしょう・・・悲しい現実でした泣き顔


そして今回の最大のトラブルがブレベスのホテルに着いてから発覚! メインカメラのバッテリー充電器が無い!!!!!衝撃

続く・・・


赤道直下の冬の島 ジャワ記 2
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