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2008年07月14日22:19

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絶対に連れて帰るのだ’08版

日曜に行った奥秩父林道ツーリングのドタバタ話。

ちょっとややこしい天気みたいだけど、とにかく出発する事に。急遽同行する事になった一生懸命仕事なＦＫＤ氏と合流、途中からフルオープンにして奥秩父へ。
ちょっと道草とニッチツ鉱山へ立ち寄り。ここは１年半ぶりくらいだけど、廃墟系ネットで有名になってしまったのか立ち入りが厳しくなってる・・・みたいな噂を聞いてましたが、幾つかの住宅家屋は解体され、扉、窓には板が打ち付けられ、集落の入口には簡単だけどバリケードが・・・ニッチツの軽トラとすれ違ったので休日でも見回りをしている可能性も。でも工場には新プラントが完成しているようだったので、鉱山としてはやる気満々

　ここではそんなにゆっくりするつもりではなかったので、コンプレッサー室と最近解体されたらしい索道起点施設を見たあと中津川林道へ。適度に涼しく気持ちのいい状態で三国峠を越え長野県側の千曲川最上流の林道へ。面白そうな作業林道が目に付いたので入ると、どこで引っ掛けたのか4cm位の枝がボディーとフレームと排気管の間にはまりこんで取れない・・・？　鋸で切ろうとしたけど、上手く刃が当てられない・・・とりあえず走行に支障がないようなので人里へ。
雨がパラついてきたので幌を張る準備をしていると、下に潜り込んだＦＫＤ氏が引っかかった枝をねじるようにすると、いとも簡単に外れだ・・・まぁこんなもんやね・・とか言いながら屋根だけ幌を張り、標高2360mの大弛峠へ。さすがにこの標高では寒いくらいの気温です。前に来た時みたいに曇っててあまり景色は見えませんが、とりあえず雨は降ってません。
そのまま山梨県の塩山まで下ると夕立のあとが。しかし今回のツーリング、これからが試練でした。桃でも買おうかと思った時、クラッチが妙に軽い・・・まもなくクラッチが切れにくくなる・・・あ゛～～これは・・・と下を覗くとクラッチのミッション側シリンダーからオイルがダダ漏り！　ここは以前４年くらいでイカレて交換というパターンでしたが、ここ７年くらい不思議と？大丈夫でしたが、よりにもよって出先で・・・
今回はトラブルが多いなぁなんて言いながらガススタでブレーキオイル0.5㍑２缶を確保、継ぎ足しながら帰還する事に。こーゆーので思い出すのが宮崎駿氏の漫画「ぶた戦車｣(正式タイトル、忘れました)の故障しまくりの戦車でのセリフ「ねぇ隊長ォ～、捨てて帰りましょうよォ～｣「ダメだ、絶対連れて帰るのだ」
これは10年以上前、東北JEEPツーリングの時、青森は恐山の麓でエンジンマウントがイカレてエンジンが傾き、丸１日かけてＲ4を自走して何とか帰り着いた時、頭の中をグルグルと周っていた台詞

　
でも今回は恐山から880kmに対し塩山から100km、エンジンがもっと傾いて自走不能の可能性に対しクラッチをあんまり動かさない限り走行可能と、はるかに条件は良い

とはいえなるべく信号の少ないルートを選び、切れにくくなったクラッチをダブルクラッチを使ったり、回転を合わせてギアを繋いだり、適当な所でオイルを注ぎ出したり(毎回ほとんどカラッポ・・)と、道路にオイルを撒き散らしながら？無事帰還した時は疲れがドッと

　オイルは200cc程の消費で済んだようで・・・

今回のツーリング、トラブルも含めて楽しめたぁ～・・・かな。雨にはほとんど降られなかったし

ＦＫＤさん、JEEP押したりトラブル対応に付き合い、お疲れさまでしたー

　今日、修理依頼しましたよー

ちゃんと自走して帰還できたので故障ではない・・・トラブルがおきた・・であります

左…ニッチツの解体された住宅と残存家屋。解体廃材は横にそのまま積み上げられたままでした。

中…作業林道の終点積み込み場。既に枝が・・・

右…途中最近出来た琴川ダムに立ち寄る。ここはレールの残存する林用軌道跡がある場所。ダム工事でどうなった事やら・・と思ってたけど、ダムサイトから谷底を見る限り軌道跡らしいモノが見える。こんど雑草の少ない時期を選んで行ってみようっと。

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