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2018年07月18日23:44

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藤原岳　H30.07.18

鈴鹿山脈と言えば、滋賀と三重（と岐阜）の県境に連なっている山並として良く目にしてはいたのですが、一塊としてしか認識していなかったので、二百名山の御在所岳に登った他には特に興味が向かなかったのでした。しかし三百名山にまで目を向ける様になると、藤原岳も意識せざるを得なくなるし、鈴鹿山脈の最高峰は御池岳との事でもあるし、この山脈の一つ一つの山が改めて意識される様になって来たのでした。私としてはどちらかと言うと冬期登山を視野に入れての事だったのですが、縦走するのも面白そうですね。時間があれば挑戦して見たいものです。

さて、花の名山としても名高い三百名山の藤原岳であるならば、本来は春のフクジュソウの時期に登った方が楽しめるのでしょうが、今回は猛暑日の中での登山となったので、花には恵まれませんでした。神武神社の鳥居の下にある整備された登山基地にバイクを停めると、遊歩道を通って鳴谷神社に移動して、聖宝寺道から登り始めました。先ずは約300段ある階段を上って聖宝寺へ。ここから登山道らしくなって、その先の堰堤を越えた所に唯一の水場があって重宝します。そこからは枯れた沢筋に沿ってつづら折りに登って行くと、八合目で大貝戸道と合流して、恐らくは十合目で藤原山荘に至る事となります。この辺り一帯はカルスト地形となっていて見晴らしも良いので、ここまでは大方は杉の植林地を登って来ていたので、気分が一気に高まります。ここから20分程で至る山頂からは、鈴鹿山脈を一望に見渡す事が出来るので気分は上々です。帰りは大貝戸道から下りましたが、こちらの方が登山道としては整備されている様でした。若しかするとと期待していたニホンカモシカには出会えませんでしたが、シカの群れは何度か目にしました。それと石灰岩の山として、東斜面がセメント工場によって大きく削り取られていたのが痛々しくも印象的な姿ではありました。

09:00　神武神社
09:25　鳴谷神社（聖宝寺道）
11:50　藤原岳山頂
12:20　下山開始
13:40　（大貝戸道）神武神社