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2018年06月14日15:43

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なぜワクチンはできたのか?

ワクチンとは「ある感染症に軽く感染させて免疫をつける」ことで
「その病気に本格的にかかることを防ぐ」ものだ。

治療方法がなく、感染すると重症化することがあり、場合によっては命に関わる。
そういう感染症にしかワクチンはない。

だから「ワクチンの副作用」とは
「軽くかかるつもりが本格的にかかってしまった」結果であることが多い。

つまり「自然にかかったほうがワクチンよりいい」というのは
明らかな間違いだ。
この文章中にも書いてあるが、実際に
ある感染症のワクチンの副作用発生率よりも、
その感染症に自然感染してしまった場合の重症化率、死亡率のほうがだんぜん高い。

こどもが自然に感染症(はしかでも風疹でも水痘でも日本脳炎でもかまわないけど)にかかり、
手をつくしたのに重症化して一生寝たきり、もしくは命を失った、という
悲しい経験がワクチンという予防法を生み出した。

さらにワクチンは、ある人が感染症にかかるのをふせぐので
その人の周囲にうつさなくてすむ、という効果もある。

たとえばワクチンを打てない人たちがいる。
おなかに赤ちゃんのいる妊婦さん、体力がとてもひくい老人、
ワクチンを打つ年齢に達していない乳幼児(免疫完成してないので)など。
そういう人たちにとっては、感染症にかかれば即、命の危険がある。
妊婦さんの場合、赤ん坊を守るために子宮に免疫力が集中しているので、
妊婦さん本人も感染症にとても弱く重症化しやすい。
おなかの赤ちゃんに悪影響が、という前に妊婦さん自身が亡くなることもある。

ワクチンは、そういう人たちを守るためにも存在している。
たったひとりでジャングルの中で暮らしているなら必要がないけど、
人間が集まる「社会」で暮らしているなら「知らない誰か」から感染症をうつされることがあり、
その感染症を「自分にとって大事な誰か」にうつしてしまう可能性がある。

自分は若くて健康だから感染症(インフルエンザでもいい)にかかってもすぐに治るし、
とかいう理由でワクチンを打たないと、家にいるひいばあちゃんの死因になってしまうかもしれない。
いとこの赤ん坊が一生寝たきりになる原因を作るかもしれない。

ワクチンとはそういうものだ。

この文章に出てくる「水疱瘡パーティー」をやるお母さんたちだって、
もし自分の子が水疱瘡で亡くなったら、一生残る後遺症を負ったら、
後悔してもしきれないのではなかろうか。


■「水ぼうそうキャンディー」で我が子にわざと感染させる…ワクチン反対派の母親たち
(女子SPA! - 06月08日 08:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=156&from=diary&id=5146311
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