mixiユーザー(id:8729247)

2018年06月03日16:02

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まだ視力のある網膜でものを見る

視力を失う、にもいろいろある。
網膜全体がダメになってしまっては何をしても何も見えないが、
この女性の場合、網膜中心部の黄斑周辺が集中的に損傷したのではないか。
視神経は黄斑の裏側から入っているので、神経の炎症による視力障碍の場合、
運が良ければ黄斑から離れた部分の網膜が生き残っている可能性がある。
その場合、「明るい暗い」くらいの区別はできるがものの形や動きはほとんど識別できない。
この記事に出ている眼鏡は、目にはいる情報(光)を屈折させて
周辺の「生き残っている網膜細胞」に伝えることで「見る」能力が使えるようになるとのこと。
ただし、まだ開発の途中で重さもかなりあって大きさもでかく、
値段もかなり高価、とのことで実用段階ではないようだ。
こういうものは実際に視覚障害のある患者さんに使ってもらって機能を確認、
改良を重ねていくものなんで、この女性もそういう意味でこの眼鏡を使ったのだろう。
見たかったものが見えて本当によかったね。
そしてこの眼鏡がもっと改良されて、同じような障害を持つ方々が
必要に応じて便利に使えるようになるといいのにね。

「こんな顔をしていたのね」 盲導犬に支えられてきた女性 初めて見たパートナーの姿に涙が止まらない
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5138869
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