当時のイギリスではコカインは禁止薬物ではなかった。
というか、どういう害があるかちゃんとわかっていなかったのだね。
今は当然、医療以外での使用は犯罪です。
喫煙も、長いことその害がきちんと周知されていなかったという気の毒な点はある。
あの与謝野晶子も、禁煙を勧められたとき
「数年寿命が延びるだけならタバコはやめない」と言ったそうだ。
自分がこどもで、じいさまにタバコ買いを頼まれておつかいしてた時代には、
タバコパッケージにあんなに大きく「あなたの健康を害します」とは書いておらず、
映画やドラマではタバコを吸うシーンが必ずあり、
かっこいいガイジンがタバコCMに出ていた。
あのかっこよさにあこがれてタバコをはじめる若い人も多かったはず。
喫煙の害で一番まずいのは、喫煙者の近くにいる喫煙しない人間にまで
タバコの毒が及ぶこと。
タバコは明らかな毒物で、ニコチン以外にも多くの毒物を含む。
まるごと1本を赤ん坊が食べたら大騒ぎになるのは誰でもわかること。
大人が煙を吸い込むから、すぐに死なないだけのこと。
吸っている本人はまだいい、知ってて吸っているんだから。
今の世の中でタバコがどういう健康被害をもたらすか知らない人間はいない。
「それでもタバコを吸う」のは別にかまわないが、
「だからタバコは吸いたくない」人にまで煙が回るのは
いくらなんでもまずいのではないか?
今回の記事で「喫煙は人を殺さないが飲酒運転は人を殺す」というつぶやきがあった。
バカ?
飲酒運転は、運転者自体に問題があるんでしょ。
飲酒したら運転は法律違反、その法律違反を犯すのがまずいんでしょ。
飲酒した人間による暴力、とかも書いてあったけど、
飲酒した人間が全員暴力をふるうわけでも、運転して人殺しをするわけでもない。
でもタバコを吸う人間の隣にいたら、確実に毒の煙を吸う。
タバコの煙を吸いたくない人間のいるところで吸ってほしくない、と言っているだけ。
これは喫煙者のマナーじゃないの?
非喫煙者に煙を吐きかけることに快感を覚えるというなら、それはただのキチガイ。
喫煙者はキチガイではないと信じたい、きちんとマナーを守れると思いたい。
禁煙化が進む今の時代にこそ読みたい、文豪たちの喫煙礼賛
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=5083270
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