mixiユーザー(id:8729247)

2018年04月23日11:54

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卵管通気検査後の肺塞栓

卵管に空気を入れて詰まっているところがないか探す検査。
ちゃんと腹腔鏡で見ながら詰まり場所つまり具合を見ようとしているので、
そこはさすが、不妊治療専門病院の老舗だけはありますな。
…小さい病院だとおなかに聴診器あてて通気して、
おなかのなかに空気が出る音(小さいおならみたいな)を確認するだけです。
まあそれでも音がはっきり聞こえれば「通過性あり」、
聞こえないと「通過性なし、体外受精適応の可能性高い」んだけど、
片方通じてて片方詰まっているとか、
空気は通るけど細くて卵は通らないかも、子宮外妊娠になるかも、とか
知りたいことがわからないことも多いので、
腹腔鏡併用はやったほうがいい。
ただねー、どんな手術も「手術」と名がつくと、肺塞栓になる可能性はゼロではない。
この記事ではいかにも通気検査が原因みたいに読めるけれども、
通気しない手術で肺塞栓はある。
何も血管内に大量に空気流し込んだわけじゃないしさぁ。
…まあそれにしても、確かに卵管通気で空気塞栓になることはあって、
狭い卵管に無理に空気を通すと血管に入ったりするわな。
でもそういう、細いとこに無理に通さない、を見るために腹腔鏡併用している、
んじゃないのかね?

追記:
詳しい続報みてたまげた。
院長が通水して「卵管通過確認」して終了、と去ったあと
37歳担当医が数百ccの空気を入れたんだってさ。
…バカ?
今、通気をやっている施設があまり多くないのは
それこそ少し前に通気で事故がけっこうあったからでね。
通過確認したらそのあとはもう空気を入れない、ってのは基本でしょ。
通っているとわかったあとでがんがんにやっても妊娠率は上がらない。
この担当医、前もやってるね。
院長見てないとこでがんがん通気して、妊娠したのを
自分の手柄と思いこんでいたんだろうけど、
ただのバカ。
ワシが大学にいたときの教授は「日本最初の体外受精児」を作った人。
教室には世界中あちこちで不妊の勉強をしてきた先生であふれていた。
ワシの時代、不妊治療は産婦人科の最先端で
不妊を学ぶ人たちは「変なことが好きなエリート」だった。
(こどもできない女に無理に生ませる変な人、という認識)
でも今は違う。
美容整形みたいに、はやりの一種になっている。
夜勤も長い手術もない、金がもうかるお気楽な世界と思われている。
だからバカが出る。
とても悲しい。

■不妊治療で女性死亡=医師ら3人書類送検へ−福岡
(時事通信社 - 04月23日 09:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5082379
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