mixiユーザー(id:9724239)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2018年03月31日23:14

487 view

唐松岳　H30.03.28

焼岳登山の後は中の湯温泉に浸かって汗を流してから、白馬八方尾根スキー場を目指して車を走らせました。寝不足だったので道の駅「風穴の里」で車を停めると仮眠…しようとしたのですが、疲れ切っている筈なのに身体が妙に緊張していて全く寝られません。日が陰り始めた頃にまた走り出して、松本で夕食を食べた後にも仮眠しようと試みるも寝られずに、そのまま下道を走り続けて道の駅「白馬」に着いたのは22時頃で、どんだけ時間が掛かってるねんと思いながら眠りに就こうとするも1時を過ぎても眠れない…正直、不眠症に罹ったのではないかと心配しました。夢現の儘に6時頃に目を覚ました時には何故だかすっきりとした気分で、要するに危機的状況における火事場の馬鹿力と同様の現象を起こしているのでしょうね。私にとって山とはそういうもの。

ゴンドラリフトアダムの始発時間は8:30となっているので、それまでに支度を済ませて列に並びます。この時点でスキーヤー、スノーボーダーに混じった登山者は10人程で、順次リフトに乗り込んで行き、私は一緒になった同年齢位の登山者と気楽におしゃべりをしながら八方池山荘を目指しました。しかし3本目のグラートクワッドリフトは何故だか停止していて、運行開始までに30分ほど掛かるとの事で、殆どの登山者と共にここから登り始めました。本日も絶好の登山日和で、トレースを辿る限りは足が雪面に潜る事はなくて、単にグリップが効くからとの理由だけでアイゼンとストックを使用していました。そして雪目対策には今年の2月に東京で買い求めたマウイジムの偏光サングラスで、これは余りの使い勝手の良さに普段から愛用しています。

唐松岳は昨年のクリスマスイブに登ったばかりとあってやや新鮮味には欠けるのですが、積雪期と残雪期の違いを実感しながら登っていました。先行者は山荘泊まりであった方を含めると10数人位で、その内の今朝のリフト組の3人に対しては追い付きそうでありながらも追い付けずに、改めて自分のストックに頼った登り方に変な癖が付いていたのを悟らされたのでした。これは壺足歩きから改めて見直さなければならないな。それでも順調に歩を進めて11:20に登頂。今回も素晴らしい眺望を心行くまで堪能する事が出来ました。それにしても山頂で飲んだコーラの美味かった事！12:05に下山を始めると八方池山荘には13:25に戻って来ました。

満ち足りた気分の儘にリフトを乗り継いで車に戻った後は、ここで初めて行動食を摂ってテルモスに入れた熱いココアを飲み干すと、近くの八方の湯に浸かって汗を流してから、次の目的地である恵那山へと向かって車を走らせました。