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2018年03月29日13:35

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ハンセン病に対する扱いは完全に国の間違い

ハンセン病は治療薬のある病気、感染率も発症率も低い病気。
しかも遺伝性はない。
この疾患の患者に対して優生保護法を適用したのは、明らかな国のミス。
以下に以前書いた日記を張りますけど、これにも書いてあります。
この記事に出てくるお方が59歳なら生まれはおそらく1957年。
1958年には東京で国際ハンセン病学会があり、日本の隔離政策をやめるよう勧告が出ています。


(以下前に書いた日記)

プロミンというハンセン病の最初の治療薬が発見されたのは1941年。
もちろんそれがすぐに世界中に広まるわけではないけれど、
1956年には「ハンセン病患者の隔離をやめて自宅から通院治療にしましょう!」という
世界的宣言(ローマ宣言)が国連採択され、
1958年には東京で国際ハンセン病学会があって日本の隔離政策を解除するよう求めました。
でも日本国政府はこれを無視。
1953年に改訂された「らい予防法」も隔離政策をそのまま続行。
やっと廃止されたのは1996年というおそまつさです。

1948年からの「優生保護法」によりハンセン病患者に対する去勢手術も行われるようになりました。
この法律で定めているのは「遺伝的な疾患」に対する去勢手術ですが、
ハンセン病は「感染症」つまり遺伝しないにもかかわらず適応されています。
ハンセン病施設内では結婚は許されていたのですが、妊娠すれば強制的に中絶。
患者さんが隠して妊娠しても子供を奪って殺すのが当然。
ここまいくと人権無視どころか殺人です。

強制不妊「奇跡の子」と言われ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5046937
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