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2018年02月10日16:23

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大寒波の中ニニギ探検隊は日本最南端の有人島波照間島に行き初泳ぎを楽しむ。同時に幻の酒と言われる「泡波」を大量ゲット。

前回募集したニニギ探検隊は遂に日本最南端の有人島波照間島に上陸し、初泳ぎを楽しんだ。参加者はニニギを入れて3名になり、全員日本最南端のバカンスを楽しんできました。
ところがあいにくの列島大寒波は最南端の島まで襲来した。最高気温が20℃に満たず風は強かった。風がやみ、太陽が照れば気温は一気に上昇し、1年中泳ぐことができる島である。
島到着2日目、薄日が差す中初泳ぎは成功しました。
風が吹けば寒いけど海の中は水温28度くらいで温かい。一年中水温はあまり変わらないので水中にいる限りは夏とあまり変わらないのです。しかし体を濡らして陸に上がると風が吹くと寒い。

昨年は島に行く高速船が毎日3便ともシケで欠航。島に渡ることはできなかった。
それで今年は毎週1日間隔で(火木土曜日に出る)運行する貨客船(これはシケでも出る)の出る日に尹合わせて日程を取りました。高速線が出ればそれで行き、出なければ貨客船で行くことにしました。
寒波で北風が強いと海上はシケになってしまいます。
予報で海上が2メートルの波になると高速船は運航できません。そのために2月の欠航率が60パーセントと高い。確実に行くには貨客船を覚悟しなければなりません。
ところが今年は大型の高速船が1便だけ就航。船が大きいので揺れも少なく船酔いも無い。ニニギ石を耳の下に当てれば船酔いもすぐに止まります。
朝の一便だけはほぼ毎日運航できるようになりました。しかし船が大きいために速度が遅く普段高速船で1時間のところ1時間40分もかかります。ところが時刻表は変更しておらず、波照間島の出航時間の午前10時5分を過ぎてもまだ船が着きません。結局到着は10時15分頃。出航は10時20分頃です。島の人は知っていて出航時間を過ぎてから集まってきます。
それでも島の人は「毎日出るようになったが時間が長くなったのは困る」と。それで時刻表を書き換えないのでしょう。できれば古い高速船で就航した方が安上がりで早いので、シケが無ければ就航させる。
新型高速船はなかなかかっこいい。

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島での宿泊はホテルが1軒、ペンションが1軒であとは民宿です。離島の民宿はかなり若者向きで年寄りはペンションかホテルが無難。
昨年予約したのはは日本一美しいビーチと言われる「ニシ浜」に建つペンション最南端でした。しかし今回は最南端は臨時休業(現在ニシ浜は駐車場工事をしている)のためにもう一つの「ホテルオーシャンズ」にしました。ここはレンタカーもやっており、借りたり返すのにも便利。レンタカーと言っても全て軽自動車です。レンタカ―だって数台しかなく、信号も無く、道で車と会う事はめったにない島です。観光客はほとんどが自転車。
島は平たんですが、海岸からは50メートル近く坂になってます。だから島の建物はペンション最南端と港以外は全て尾かの上の平地にあります。これも過去の大津波の影響でしょう。
だから島の宿泊施設から海岸に出るのは車か自転車。しかし集落の中は歩いて行けます。
ペンション最南端は歩いてビーチに行けますが、ほかの場所に行くには車か自転車が必要。
その点今回宿泊したホテルオーシャンズは海岸以外は全て歩いて行ける。特に食事に行くときが便利ですし、泡波を買うのも便利。

これがホテルオーシャンズ

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これがペンション最南端。

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ホテルオーシャンズはホテルと言っても玄関からスリッパに履き替えて部屋に行きます。でも全室バストイレ付きです。バスルームでお湯を出したら一向にお湯が出ない。バスルームの外にある湯沸かし器のスイッチを入れなければならない。設備はできたばかりなので最新式だ。
部屋はツインで1室8000円。一人で使っても8000円だが二人だと安い。食事はオプションでなんと1000円と安い。島料理のてんこ盛りで、ヤギ汁ソバが出た。泡波もたらふく飲める。ボト買いだから残りは部屋で飲めます。

到着当日は食事つきにして泡波3合瓶を1本注文。残りを部屋で飲んでいたらたすぐそばの台湾花蓮で大地震。でも全く気が付きませんでした。みんなから電話がかかってくると思ったのですが、誰からもかかってこなかった。波照間島がどこにあるのか知らなかったからでしょう。台湾の花蓮の沖にある島ですよ。

幻の酒「泡波」は簡単に買える。しかし要領が悪いと絶対に買えない。

出発前に泡波に関していろいろ情報が入っていた。
波照間島の唯一の泡盛「泡波」は家族で作っているので生産量が少なく、その割に評判が良くて手に入れることができないと聞いていた。観光客が島中を探し回ったがどこでも売ってなかったと。しかし飲食店にはいくらでもある。要は要領が必要なのです。
島にはお店は全くありません。島の人のための共同売店が集落に2軒、後は港の売店だけ。
売店にはご覧の張り紙。

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共同売店には勿論おいてない。
要するに直接製造元に行って買えばいいのです。
集落の中に「泡波酒店」があるのです。誰も気が付かないようなちっぽけなお店。

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しかし営業時間が短い。午前9時から12時まで。午後は14時30分から17時まで。日曜日は定休日。ここが問題なのです。観光客が多い日曜日は売ってないのです。
しかし本数に制限があります。
私たちが最初に行ったときは2合瓶だけで一人5本まで。次の日は3合瓶と2合瓶があり各々一人3本迄。毎日3人で行けば結構かえる。帰りの日も船が出る前に買いに行ける。

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同行のY さんは なんと16本も購入。こんなに持ち帰るのは困難かと思ったらそこからが違う。
まずは2日間で買った物を最南端郵便局からユウパックで送る。箱は郵便局で売っている。しかし瓶が割れるので梱包材料をもっていかねばならない。Yさんはちゃんと準備していた。古新聞を大量に持って行ったのです。ガムテープは郵便局で貸してくれます。
ここが重要です。ニニギはただ指をきわえてもうこれ以上は買えるのですが持ち帰ることができない。
いいですか。重要なのは沢山買えることを前提に、最初から郵送用の梱包材料を持っていくことです。さすがY さん。

値段は2合瓶が1本460円。3合瓶が1本680円です。1合瓶もあるがこれは何処でも売っている。
これが石垣の高速船ターミナルの売店では(ここしか売ってない)2合瓶をほかの泡盛と抱き合わせで3本(泡波は1本)1700円で売っている。
石垣空港では1軒だけ売っているところがある。しかし3合瓶が1本なんと5150円なのです。8倍のぼったくり。ネットでは1万円で売っている。たくさん買ってネットで売れば旅費は簡単に出てしまいます。でもこんな買い方は止めましょうね。再販はしてはいけません。

ニニギのこの情報は日記のファンだけであまり広めないでください。

実際に飲んでみましたが癖が無くて香りがよい。これは発酵の仕方で高級アルコールが多いお酒だからです。低級アルコールになるほどアルコール臭がするのです。質の高級低級とは違います。アルコールの構造です。

波照間島の産物でもう一つ有名なのが黒糖です。波照間島ただ一つの産業の波照間製糖があるからです。
これがなんと安くて300グラムで170円。波照間島の黒糖はこれしかありません。でも毎年パッケージは違うと言ってました。
ところが石垣空港では2種類の波照間島の黒糖を売ってました。しかも値段は1,5倍。
お店の人に安い方をこれは去年の品物ですか」と聞いたら店員は口ごもった。そして「それは石垣島でつくっているものですと」と。インチキだったのです。
ここに本物の写真を載せておきます。波照間島以外で買う人はしっかりと覚えておいてください。今年のパッケージは緑色です。

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波照間島の名物はこの黒糖密をかけたかき氷。黒密と黄な粉をかけて500円です。島に一軒だけのかき氷やさんで食べられます。午後3時から。

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ところがこの波照間島の黒糖で大変な発見をした。
成分表を見たらカロリーは100グラムで354kcalと意外と少ない。
重要なのは100グラムでカルシウムが240mg。カリウムが1100mgと大量に含まれている。これは大変な数値だ。被曝したからだからストロンチウムを除くのにはカルシウム。セシウムを除くのにはカリウム(タウリンもカリウム)なのです。この分量ではサプリメントを飲むのとほぼ同じ量だ。

被曝した体には黒糖がぴったりだ。重大な発見である。

もう一つ波照間島の名物は星空観察。最南端の岬には星空観測ドームがあります。
日本で一番南十字星がよく見える島として有名。晴れたら南十字星を見てきましょう。南には星が少ないのですぐに分かりますよ。
ホテルオーシャンズの屋上も星空観測所になっていて、ござがおいてあるのでそれを敷いて寝そべって星空を観測します。しかし南十字星は水平線に近いので起き上がらないと見えませんよ。
ニニギ探検隊も雲に隠れながらの南十字星を観測成功。感動しますよ。

さあ。今すぐに(観光オフシーズン中に)波照間島に行って泡波と黒糖を買って南十字星を見てこよう。

ニニギ探検隊、またもや大成果の探検であった。
さあ行こう。荒波超えていく島は、わが国最南端の波照間島。オンシーズンに成ったらこうはいきませんよ。今はシケても朝の一便は出ますので。昔とは違いますよ。今年は大ブーム間違いないでしょう。

日本に一年中海水浴ができる島がある。それが波照間島でした。










座席は航空機と同じです。高速船は航空機会社が作ってますので。

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