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2018年02月06日12:59

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月経2週間前の出血は「排卵出血」

基本的に、前回の生理から21日より前に出血があったら「不正出血」なので、
病院に受診すべき。
だってがんかもしれない、性病かもしれない、ホルモン異常かもしれない、
子宮入り口にポリープできているかもしれない、から。
この場合あくまでも「前回月経の1日目から次回月経前日まで」の日数ね。
ときどき「生理終わってからはじまるまで」の日数を数えている人いるからね。

で、病院には行くべきという前提で書くけど、
月経のある女性なら全員、月経前に排卵がある。
排卵のない周期もあるけど、普通は排卵するし、
卵子に受精能力がなくなっても排卵はすることが多い。
で、排卵ってのは卵巣表面にぷーっと3から5センチの水ぶくれができて、
これがぱちん!と破裂して中の卵子を飛び出させる仕組みで、
普通1から2センチしかない薄い平たい臓器である卵巣にとっては、
ほぼ球状の水ぶくれができるのはとっても異常なことで、
表面がかなり充血する。
この充血が子宮の裏側に少しずつたまる。
排卵すれば当然、卵巣表面の血管が切れるし、
水ぶくれ内容の血液混じった水(漿液)が流れ出て子宮裏側にたまる。
この液体は排卵終了するころには吸収されてしまうんだが、
(排卵後24時間以内ってとこか)
吸収される前に卵管に吸い上げられて外に出血として流れることがある。

これが「排卵出血」。
おなかの中での排卵出血は毎月ほぼ必ずあるけど、
これが外に流れるか流れないかは偶然の産物で、
一生排卵出血を見ない人もいる。

排卵すると12日から14日後に月経がくるので、
出血あった日付と月経の日付をつきあわせれば、
「病気かもしれない怪しい出血」と「誰でもありえる排卵出血」の区別がつく。

ただね、排卵出血はけっこうな日数続いてしまったり
(そして生理につながってしまったり)することもあるし、
たまたま排卵の周囲でがん性の出血や性病の出血することもあるので、
よほど医学的知識に自信あるんでないかぎり(産婦人科医でない限り)
「生理でない出血」は受診すべきだと思う。

漢方薬局で相談してもがんかどうかはわからないし、
排卵を止めることはできないから排卵出血が起きないようにもできない。
漢方でどうにかなるのは、一部の月経不順のみで
あくまでも「21日以上の周期できている」場合だけ。
21日以内で出血するのは排卵か病気だけだから、
この記事にあるように「漢方薬局に相談」しても何にもならんどころか、
百害あって一利なし、であることは
マチガイない。

「生理」が早く来る…これって病気?正常?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=4974290
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