法治国家なのだから、悪法でも法である。
法が悪、とわかれば廃止もしくは改正する、それが法治国家。
悪法であっても法が存在する限りは従う、それが法治国家。
優生保護法は、明らかに医学的には間違っている「優生学」に基づいている。
優生学とは簡単に言うと「遺伝性障碍を持つ人間にこどもを生ませない」ようにすると
「世の中から障害を持つ人間はいなくなる」という考え方。
どんな人間も実は「遺伝性障碍」の因子を持っていて、
たまたま同じ障害因子を持つ人間がこどもを作ると障害が出る。
しかも世の中で「障害」といわれるものの多くに遺伝性はない。
これが医学的事実。
だから優生保護法は明らかな悪法であり、
平成8年に改正されて「母体保護法」と名前も変わった。
ただし、優生保護法の運用の仕方には問題があった。
ある障害が本当に遺伝性かどうかの確認が不十分なまま運用された可能性が高い。
運用面での過ちを問うならこの裁判はじゅうぶんに成立する。
強制不妊手術「違憲」と国提訴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4964667
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