この文章中にも結局「血のいろだけではなんとも言えない」って書いてあるでしょ?
ウチのクリニックにも「血の色が」どうのこうの、と言ってくる患者はいっぱいいるが、
その全員に以下のように答える。
「血液は血管内を流れているときが真っ赤です」
「いったん血管の外に出てしまえば変質します」
「赤、茶色、黒、ピンクなど、どれも血管外に出た血液の色、おりものに混じった色でしかありません」
終了。
生理の血で気にするならまず量。
1時間以内で大きいナプキンがいっぱいになるのは実は異常に大量。
ナプキンは、2,3時間はもつ設計されているのでね。
大量の月経は子宮筋腫か子宮内膜症で子宮がでかくなっている可能性がある。
それから日数。
実は月経の日数は3から5日なのだよ。
7日間ばっちりあるなら少し長めってこと。
10日あるならすごく長い、やっぱり筋腫なんかあるかも。
14日つまり2週間を超えたら、たとえ生理として始まったとしても
「異常出血」と呼ばれるようになる。
すぐに産婦人科受診してほしい。
それから周期。
月経周期の数え方知らない人がわりと多いんだが、
「生理1日目から次の生理前日までの日数」が正解。
よくあるのは「生理終わってから次がはじまるまで」の日数を数えている、マチガイ!
で最長90日、最短で21日。
つまり3か月生理こないときはまずいし、
3週間以内で生理きちゃうのもまずいってこと。
とくに3週間以内の出血は
「最悪、子宮がん」から「性病」「子宮頸管ポリープ」「膣の感染症(性病以外)」など
いろんな病気の可能性あるわけ。
膣感染症はセックス経験がなくても体力低下なんかで起きるから処女は婦人科無関係とか嘘だ!
病気のときは病院へ。
生理がへんだったら産婦人科へ。
これが常識ってもんでしょう。
■生理の経血「色の濃さ」の違い、気をつけたい症状って?
(It Mama - 01月23日 22:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=163&from=diary&id=4955811
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