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2017年12月10日00:51

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保存軍用機関車を追って 2

このツアーのメインは1日目午前中で終了したので、以降は全てオプションね・・・と言っても、あちこち行って見て乗っての、てんこ盛りほっとした顔

☆=写真拡大可

・7月28日 その2 呉市内散策
2年半前、呉に来た時は時間の関係で大和ニュージアムの模型等がじっくり観ることができなかったので、今回リベンジと思ってましたが艦船に詳しい知人から夏休み中のミュージアムは混むので避けたほうが良いとのアドバイスがあったので、チト残念だけどパス。
また、呉と言えばアニメ長編映画「この世界の片隅に」の舞台ですが、な〜んの下調べもせずに来てしもおた・・・・同行人が駅前に現地ロケガイドがあったよと言ってましたが見つけたところで暑すぎるのでロケ地めぐりなんか出来ないしなぁ。

海上保安大学資料館(吉浦からバス)が何とも言えないような面白い?と聞いてましたが呉まで出てしまったのでパス、戦前の単車の呉市電ボディーを利用してる施設と、その先の日新製鋼呉の製鉄所鉄道を見に行く事に。

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呉駅前からバス。地方路線バスってダイヤがスカスカのイメージがありますが日新製鋼方面のバスは約20分に1本は走ってるので、かなり便利な方かと。

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☆ このバス路線は海岸沿いの道を行くので、これがまた軍港めぐり状態。車内からの写真は全て帰りがけに撮ったものですが、これなんか薄い塀を挟んだ直ぐ側に潜水艦が停泊!

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☆ その先の塀越しに見えるのは桟橋停泊の複数の潜水艦と奥は多分潜水母艦かと。

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☆ 潜水艦の奥に見えるのはDDH-184 護衛艦「かが」

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☆ 公園の部分に多分保存の古いクレーン、多分戦前のもかな? 横浜港や横須賀浦川港でも数年前まで同様の古いクレーンが見られましたが残念ながら全て消えてしまいました。しかしすぐ後ろにでっかい自衛艦が。

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☆ そのでっかい自衛艦は音響測定艦AOS-5202「はりま」。 これ全て路線バスの車窓から見えてる訳で・・・すんげ〜

余談ですが、このバス車内で同行者が地元のおばあさんと会話してて、その中で原爆の話しがあり聞くと、それはもう「この世界〜」の原爆シーンそのもの! おばあさんが「この世界〜」を観たかどうか解りませんが、あれをリアルに体験されてた方だったんですね。

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市電施設近くのバス停で下車。バスは呉市バスカラーの広電バスだったかな・・・ 海沿いだから平地ばかりを走って来ると思ってましたが、じつは意外と高低差が何箇所もあり、駅前でレンタサイクルを借りる事も考えてましたが結果的にバス来たのは正解。自転車だったら坂道で暑くてバテてたでしょう。

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☆ このバス停が高台にあり、目の前が造船所で歩道橋を上がると中が丸見え。

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☆ しかも目の前が戦艦大和を進水させたドックで建屋の中が、その大和ドックのようです。クレーンで半分隠れてしまってますが大きく書かれてました。

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☆ 大型クレーンが移動中・・・足元は軌道だっ!わーい(嬉しい顔) 横須賀米軍基地内のクレーンと似た形なので同時代の戦前製のものかな?

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ドックがよく見えるという場所柄、大和記念碑があると聞いてたのでバス停から歩道橋を上った所のこれ、歴史の見える丘。

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☆ こちらが正面側。両脇は大和の主砲砲弾。終戦時、江田島の現海自呉弾薬整備補給所内に大量に保管されてた大和の砲弾を戦後の処分の中から保存されたものでしょう。この弾薬処分の為に弾薬庫横に処分工場を造り(多分、現中国化薬江田島工場の事と思われる)、その輸送用にトロッコが使われたと聞いた事があり、そうすると施設が海自に引き継がれて近年まで使われてた軌道が、その一部とすると保存された海自機関車も、その施設のルーツは大和に関係してた、って事にもなりますね。う〜ん、歴史だ。だいぶ私メの想像も含んでますがあせあせ

周りの山など見てても、多分「この世界〜」に登場してたっぽい風景も。戦前の造船所を隠す高い塀も、この記念碑付近が、そうだったのではないかと思ってます。

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車止め?は別の砲弾。

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こちらは呉海軍工廠記念塔

さて、ここから呉市電までは歩いて5分程の距離ですが予想通りの上り坂、暑いので半分バテながら現場へ。

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☆ 呉市電300型305号車 保育所での車体利用。古い車両ですが立派な造り屋根のおかげで状態は良いようです。

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☆ 施設側に申し出ると快く見学させて頂きました。単車なので短いです。少し前のネット上で保育所が廃園なんてかかれてましたが間違い。数年前に保育所建屋の建て替え工事で、それを見た人が調べもせずに書いたのがエラーの原因かと。また、この車体は呉での最初期の児童館として利用されたのが最初とも聴きました。

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☆ 車内も観せて頂きました。車内は畳敷でマスコンなどもありませんが運転室周りは、よく雰囲気を残してます。綺麗に手入れもされており古いながらも大切に使われている事が判ります。

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ドア横には、このようなものも。現役時は手動ドアだったんかな? ドアはオリジナルではなくアルミのものに変えられてました。

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下の隙間からカメラで覗くと、やはり鉄道車両である事が判ります。

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☆ サイドドア後ろの塗り分け、オリジナルがこうだったかどうか解りませんが何度も塗り替えられてきたと思われますが、こういったところの芸が細かい?

お礼を言って保育所を後にし、先程のバス停へ。暑いけど戻りは下り坂なので幾分かは楽。

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塀外から製鉄所を眺めながら10分程で目的のバス停着。

製鉄所内には入れませんが、少しですが道路から製鉄所鉄道が見れるらしい所があるので、バス停から徒歩5分程の車道歩き。周りは植え込みの塀山の斜面で何もなく暑い交通量の多い歩道も無い車道・・・本日の一番辛い歩きかな。

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☆ 道からみえる高炉。高温管?が切れてるので稼働してないのかな?

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☆ 植え込みの切れ目から見える製鉄所鉄道、軌間は1067mmと千葉の新日鐵住金より一回り小型、と言えるのかな。ここに上手く機関車が入ってくれば撮れるんですが・・・

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☆ この一画は鉄道線整備工場のようで入り口に侵入禁止札を出して台車を洗浄してるのが見えます・・・って事は、このタイミングで機関車が来る可能性はゼロに近い? 暑いのと、機関車が来る可能性が低そうな事から何箇所からの植え込み切れ目から線路を見ただけで引き上げる事に。産業鉄道ですから内部情報が知り得ない状態では、こればっかしは運ですね。

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☆ 留置ヤードも見えるので・・・巨大ナベトロと言ったところかほっとした顔

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☆ 製鉄所線の末端車止め。鉄道線末端で銑鉄運搬列車が来る場所ではないので整備工場入り口に進入禁止標識が出してあったら、この一画に列車が来る可能性は殆ど無い訳でして。

バスで呉駅に戻り。呉駅の改札口横、この時確かに何もなかったんですが数日後のネットで「この世界の〜」のロケ地マップが改札横に張り出されてるとあったので翌日&翌々日位のタイミング張り出されたっぽいです・・・観れなくて残念。また、駅前の観光課に行けばロケ地マップが貰えたとか。この辺は下調べをしてなかった私メのミスかなあせあせ(飛び散る汗)

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☆ 呉駅ホームから、これは広島方面とは反対方向の上り電車。

ここから電車で広島駅へ向います。

 続く

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