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2017年11月21日15:17

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「人間には寿命があります」

人間には必ず寿命というものがあります。
命を受けた瞬間に「いつかは死ぬ」ことが決まっているのです。
いつどんなふうにして死ぬかはわかりません。
でも何かの理由でいつかは命が終わります。
子宮内で亡くなってしまった赤ちゃんや
生まれてまもなく亡くなってしまった赤ちゃんは
そのときに寿命がきた、と考えてはどうでしょうか。
とても短い寿命の人間もいると思うのです。
寿命は一種の運命なので、伸ばすことはできません。
たとえばとても重いある病気にかかって治った、としても
治ることが運命でそこで尽きる寿命ではなかった、とも考えられますので、
人間の力で寿命を延ばせると考えるのは、間違いではないか、とときどき思います。
医師を職業としている人間がこんなことを言うと
自分の仕事はムダと言っているように聞こえますが、
わたくしたちは本来まだ寿命がきていないのに「間違って」死んでしまわないように、
がせいぜいできることで、本当に命の限界がきている場合には
全く無力なんではないか、とお看取りするたびに考えたものです。
だから、命短く終わったお子さんも、寿命の限りせいいっぱい生きた、という意味では
長い人生の末に亡くなったご老人と同じく、尊い一生だったのではないでしょうか。

■悲しみは「乗り越える」もの?68日間生きた娘を亡くした夫婦の思い 識者「聞こえいいがリスキーな言葉」
(ウィズニュース - 11月21日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=4868499
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