mixiユーザー(id:8729247)

2017年10月30日13:04

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医療はそもそも人のカラダを傷つけるもの

注射一本でも皮ふに穴あけるってことですからね。
医療行為は「患者と医者の間の契約」により「傷害罪ではない」とされているのです。
こういう治療をします、と医者が言って患者が納得すればそれで契約成立。
つまり「傷害罪」という犯罪ではないんですよ。

でもそのことと、医療行為でミスがあってなんらかの不都合が起きる、ことは別です。
犯罪として刑事事件にはならなくても、
ミスによる損失(身体的、精神的)に対する補償金を民事訴訟で争うことになるでしょう。

この事件も、「ああすればよかったね」というのをあとから言うことはできますが、
これまでこんなことは起きなかった、のだから仕方ないかもしれません。
今後こういうことがないようにやりかたを変えて、
今回起きてしまったことについては十分な補償をする、しかありません。

医者を死刑にしたら医療ミスがなくなるわけじゃない。
ミスした医者の医師免許をはく奪しまくっていたら、
医学部卒業生を何人増やしても医師がいなくなります。
人間はミスをする動物です。ミスのない人間などいない。
「ミスしない人間を医者にしろ」とは自己矛盾を含む表現です。
ミスしないようにするのはどうしたらいいか、
もししてしまったらどうするか、を考え続けるしか対策はありません。

■「無痛分娩」母子障害事故、医師を不起訴に 京都地検「十分な証拠の収集には至らず」
(産経新聞 - 10月30日 11:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4836617
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