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2017年10月29日05:25

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ニクという猫につきまして/あと新刊

たいへんご無沙汰しております。
こっちはたまにしか更新しなくて申し訳ございません。
(もっとも、ツイッターも月イチくらいしか更新できてませんが……)

久々に新刊が出ます。

『魔術監獄のマリアンヌ』(電撃文庫)
著:松山剛
イラスト:パセリ
http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893523-4/ 
『刑法官』の少女と『大魔術師』の青年、水と油の二人の旅路を描くダーク・ファンタジー。電撃文庫では2年ぶりの新刊となります。

イラストは『氷の国のアマリリス』でもコンビを組んだパセリ先生です。
発売は12月9日、書店にお立ち寄りの際はぜひぜひよろしくお願いいたします。




以下近況。
…………………………………………………………………………………………………
みなさん、『ニク』という猫を覚えているでしょうか?
私のアカウントの写真にもなっている、2匹の野良猫のことです。
(昔はミケがいて3匹でした)

今回は、そのニクたちに起こったことを、順序を追って書いていきたいと思います。
少し長くなります。

即売会などで無料配布していた『ニヤリマガジン』という
私の猫エッセイをお読みになった方はご存知かと思いますが、
元々あの猫は、とあるオフィスビルの裏手にある『ゴミ捨て場』に居ついた猫たちでして、
オフィスの職員が勝手に餌付けをしたのが始まりでした。

しかし、今回そのオフィスビルが解体されることに決まり、ゴミ捨て場も閉鎖されることになりました。つまり、ニクたちは住むところがなくなりました。
しかも、解体作業のためにビルは立ち入り禁止となるので、もう近隣の方がエサをやることもできません。
生まれてこのかた12年、自力でエサを取ったことのない猫たちです。
このままだと餓死してしまうかもしれません。

しばらくの間、私は飼い主を捜すことにしました。心当たりの猫好きに連絡を取り、猫たちを飼えないか、と相談しました。
しかし、あいにく、10歳を超える老猫というのはなかなか引き取り手が見つからず、
刻々と現場の解体期限は迫り、いよいよタイムリミットが来ました。
これが、今年の3月の出来事となります。


どうする……

ニク死んじゃう……

それは絶対いやだ……

でも飼い主見つからない……








Σヽ(゚Д゚○)ノ ハッ!


俺 が 飼 え ば い い じ ゃ ん !


……というわけで!
このたび(というかもう半年前ですが)、私がニクたち2匹を飼うことになりました。
(すみません、前置きが長くなりました……)

今、ニクたちは2匹ともわが家に住んでおります。家の裏手に使っていない物置小屋がありまして、そこを掃除してニクたちの部屋にしました。爪とぎ器とかキャットタワーとかも完備しました。
最初の数日は、初めての家に慣れないのか、ガクガクブルブルしてエサもろくに食べなかったんですが、
今ではすっかり我が家にも慣れてモリモリと食べてはニャアニャアと騒いだり遊んだりしております。心配して損した!


思えば、この日記でニクたちを紹介したのも10年以上前になります。
今この日記を読んで、「そんな猫いたなあ」と思い出していただける方がどれだけいらっしゃるかは分かりませんが、わりと私の中では大きな出来事でしたので、ご報告させていただきました。

いや、長々書いておりますが、要は「猫飼ったよ!」というだけの話です。
ウチの裏手でニャーニャー鳴いていると、いまだにちょっと不思議な気分だったり。
ちなみに、エサをあげていた近隣の方や職員さんからは、エサ代ということで
けっこうな額のカンパをいただきました。みんな猫のこと心配だったんですね。感激。

写真は我が家に来たニクです。
まあ特に見栄えのする猫でもないんですが、私にとってはカワイイ子たちです。
最近だんだん生意気になってきました(笑)

そんなわけで、家族が2匹増えて騒がしい毎日です(●´∀`)ノ


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