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2017年09月06日08:22

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余命10年は言い過ぎ

以前は「ピック病」と呼ばれていた認知症の一種だが、
前頭葉側頭葉が萎縮する疾患の一部として認知症を起こしてくる、とわかった。
だから最初は認知症の症状がない場合がある。
前頭葉側頭葉は、人間がものを考えたり感情を感じたりする場所なので、
いわゆる「人間的な活動」がだんだんに不可能になる。
社会のルールを守れなくなったり(交通違反や万引き)
怒りを抑えられず急に怒鳴って暴れたり、
適切な食事の内容や量がわからず、同じものだけ大量に食べたり。
家族が「今までそうじゃなかったのにおかしい」と気づけばいいが、
一人暮らしだったら「変な人」として敬遠されて放置、みたいなことにもなりかねない。
この疾患のまずいところは、だんだんに意欲の低下が出てきて
カラダを動かすのもものを食べるのもしなくなる、こと。
たとえば近所に住むひとり暮らしのおっさんが
他の家のガラス割ったり近所で万引き繰り返したり家をゴミ屋敷にしたりして、
そういえば最近見ないよね?というときは家の中でゴミに囲まれて虫の息。
発症して10年以内に寝たきりになるとされている。
だから別に、病気が進行して死ぬまでが10年なんじゃない。
きちんとケアできたら余命10年ではないと思うよ。
家族はなかなか大変だろうとは思うけど。
今のところ、有効な治療や発症を予防する手段はない。

余命10年 31歳で認知症と診断された女性(英)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=4751025
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