mixiユーザー(id:1335677)
2017年09月02日10:14
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零式二二型の飛行
前日記 ブライトリングDC-３のフライトから約１週間後の６月アタマ、３ヶ月遅れの日記です
☆＝写真拡大可
米国登録の零式二二型、通称ゼロ戦と呼ばれる大戦中の日本の戦闘機。機体の一部に実機の部材が使われてるとは言え機体はロシア製、エンジンは米国製と三国混血機ですがゼロ戦形状タイプとして飛行可能な機体としても貴重な個体です。
先のDC-３と同じく幕張でのエアーレースのフライト予定としての関東地区飛来ですが、DC-３の時と同じように海上からの撮影は逆光で条件が悪く、離着陸飛行場付近で狙う事にしました。この選択は正解だったようで６月３日エアレース（予選）当日の報道写真を見たら逆光で苦労したらしいと思われるものばかりで、Twitterなどに上げられた一般写真ではシルエットに近いものばかりでした。
駐機飛行場も竜ヶ崎と判り、ここへ行くのはそう・・・１９９５年の零式五二型+米軍P５１のフライトの時以来です。
・６月２日
朝からよく晴れており、仕事は忙しかったもののガマンできずに下見に行く事に。上手くすれば練習飛行が見れるかも知れません。しかし知人からの連絡で幕張付近は強風との事。
☆ 果たして、空港に着くと、この日のフライトは強風で中止との事。半開きの格納庫内に辛うじてゼロの鼻先が見えてる程度。
☆ そんな強風の中でもドクターヘリが訓練なのか滑走路上を低空で飛行したり空港周りを旋回してました。
意外だったのが空港側の好意で駐車場までは一般人も立ち入ってゼロを見学出来るという事でした。風が無ければ目の前で機体を見れてたのかも知れません。
・６月３日
この日は夕方にエアレース会場上空のローパスがアナウンスされてます。我々は竜ヶ崎飛行場に昼過ぎには到着、見学者用に近くの空地が駐車場として開放されてました。ゼロの駐機の事は数日後までネット上げ自粛要請のチラシを関係者から渡されましたが、これは知れ渡って大勢の人が詰めかけたら空港側の警備能力を超えてしまうという配慮で、好意で敷地内駐車場からの見学が許されてる状態ですから致し方ない処置でしょう。
飛行場入り口の看板。龍って空飛べるのに、と思ったり
竜ヶ崎はセスナが中心。調べたら遊覧飛行も、いろいろコースがあって最短になると思ったより安くフライト出来、これなら乗ってみる価値はありそうです・・・と言っても、この日の話ではありませんが。
フライト予定（離着陸時間）も、関係者に聞けば教えてくれました。
☆ 閉じられてた格納庫扉もフライト１時間前位で開けられました。
☆ 人力で押し出されて、その先で給油。 ここで飛行場を離れて近くの場所から離陸撮影ロケをします、と言っても小型機で小回りの効く機体ですからロケ地も飛行場すぐ横で歩いて移動できる場所です。
２発エンジン機がプロペラを回してます。
☆ 給油の後は見易い位置に置かれてたので、再び飛行場へ戻って地上写真をば撮影。この直後に風向きが変わり離陸方向も変ったので、場外撮影場所も慌てて移動。
☆ 陽が傾き始めた頃に離陸。DCの時と同じように、「あ、ホントに飛んだ！」
☆ 目の前を通過
☆ 脚を畳む最中！
このフライトでは日本人パイロットの操縦というのもウリの一つになっていて、そのパイロットもゼロが好きで操縦してる訳ですからファンの気持を理解してるだろうと思い、そのままエアレース会場へ向けて飛行しないだろうと思ってたら・・・
☆ 思った通りバンクを切り始め・・・姿勢変化はアッと言う間。古いとは言え、さすが元戦闘機。
☆ 旋回してすぐ近くを通過。
☆ エンジンカウルが少し大きい（と、思う）とは言え、綺麗な機体です。
帰って来るのを待つ間、成田に着陸するエミレーツのエアバスA３８０（オールダブルデッカー機）を撮ってたり。
☆ 日没前に戻って来ました。脚を出しっぱなしですが、どうやらこれは低速飛行の為だとか。エアレース会場でも脚は出てたそうで。
☆ 予想通り？ すぐには着陸せずに、まずはローパス。
☆ 旋回中。バンク角はDCの比じゃない（当たり前か）
☆ ぐるっと周って太陽をバックに。
☆ 更にローパス。ゼロ機体で太陽ギラ反射を撮れるなんて思ってもいなかった。
☆ 再び太陽を背に。この時居た全員思ってたのは映画「太陽の帝国」のシーン。 とにかく綺麗なシルエットです。
☆ そのまま着陸体制に。
☆ そしてタッチダウンへ。
☆ 戻ってきたところ。
☆ 駐車場前でエンジンを止めてミッション終了。
☆ 飛行場内へ戻ると、丁度格納庫へ押し入れてる所でした。
この後、喫煙スペースで煙草を吸ってた一人が、この日のパイロットでした。言われなければその辺に居る普通のおじさん？
☆ 空港を離れる頃、丁度日没に。
２週間連続のオールドレシプロプレーン デーでした
2017リスト
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☆＝写真拡大可
米国登録の零式二二型、通称ゼロ戦と呼ばれる大戦中の日本の戦闘機。機体の一部に実機の部材が使われてるとは言え機体はロシア製、エンジンは米国製と三国混血機ですがゼロ戦形状タイプとして飛行可能な機体としても貴重な個体です。
先のDC-３と同じく幕張でのエアーレースのフライト予定としての関東地区飛来ですが、DC-３の時と同じように海上からの撮影は逆光で条件が悪く、離着陸飛行場付近で狙う事にしました。この選択は正解だったようで６月３日エアレース（予選）当日の報道写真を見たら逆光で苦労したらしいと思われるものばかりで、Twitterなどに上げられた一般写真ではシルエットに近いものばかりでした。
駐機飛行場も竜ヶ崎と判り、ここへ行くのはそう・・・１９９５年の零式五二型+米軍P５１のフライトの時以来です。
・６月２日
朝からよく晴れており、仕事は忙しかったもののガマンできずに下見に行く事に。上手くすれば練習飛行が見れるかも知れません。しかし知人からの連絡で幕張付近は強風との事。
☆ 果たして、空港に着くと、この日のフライトは強風で中止との事。半開きの格納庫内に辛うじてゼロの鼻先が見えてる程度。
☆ そんな強風の中でもドクターヘリが訓練なのか滑走路上を低空で飛行したり空港周りを旋回してました。
意外だったのが空港側の好意で駐車場までは一般人も立ち入ってゼロを見学出来るという事でした。風が無ければ目の前で機体を見れてたのかも知れません。
・６月３日
この日は夕方にエアレース会場上空のローパスがアナウンスされてます。我々は竜ヶ崎飛行場に昼過ぎには到着、見学者用に近くの空地が駐車場として開放されてました。ゼロの駐機の事は数日後までネット上げ自粛要請のチラシを関係者から渡されましたが、これは知れ渡って大勢の人が詰めかけたら空港側の警備能力を超えてしまうという配慮で、好意で敷地内駐車場からの見学が許されてる状態ですから致し方ない処置でしょう。
飛行場入り口の看板。龍って空飛べるのに、と思ったり
竜ヶ崎はセスナが中心。調べたら遊覧飛行も、いろいろコースがあって最短になると思ったより安くフライト出来、これなら乗ってみる価値はありそうです・・・と言っても、この日の話ではありませんが。
フライト予定（離着陸時間）も、関係者に聞けば教えてくれました。
☆ 閉じられてた格納庫扉もフライト１時間前位で開けられました。
☆ 人力で押し出されて、その先で給油。 ここで飛行場を離れて近くの場所から離陸撮影ロケをします、と言っても小型機で小回りの効く機体ですからロケ地も飛行場すぐ横で歩いて移動できる場所です。
２発エンジン機がプロペラを回してます。
☆ 給油の後は見易い位置に置かれてたので、再び飛行場へ戻って地上写真をば撮影。この直後に風向きが変わり離陸方向も変ったので、場外撮影場所も慌てて移動。
☆ 陽が傾き始めた頃に離陸。DCの時と同じように、「あ、ホントに飛んだ！」
☆ 目の前を通過
☆ 脚を畳む最中！
このフライトでは日本人パイロットの操縦というのもウリの一つになっていて、そのパイロットもゼロが好きで操縦してる訳ですからファンの気持を理解してるだろうと思い、そのままエアレース会場へ向けて飛行しないだろうと思ってたら・・・
☆ 思った通りバンクを切り始め・・・姿勢変化はアッと言う間。古いとは言え、さすが元戦闘機。
☆ 旋回してすぐ近くを通過。
☆ エンジンカウルが少し大きい（と、思う）とは言え、綺麗な機体です。
帰って来るのを待つ間、成田に着陸するエミレーツのエアバスA３８０（オールダブルデッカー機）を撮ってたり。
☆ 日没前に戻って来ました。脚を出しっぱなしですが、どうやらこれは低速飛行の為だとか。エアレース会場でも脚は出てたそうで。
☆ 予想通り？ すぐには着陸せずに、まずはローパス。
☆ 旋回中。バンク角はDCの比じゃない（当たり前か）
☆ ぐるっと周って太陽をバックに。
☆ 更にローパス。ゼロ機体で太陽ギラ反射を撮れるなんて思ってもいなかった。
☆ 再び太陽を背に。この時居た全員思ってたのは映画「太陽の帝国」のシーン。 とにかく綺麗なシルエットです。
☆ そのまま着陸体制に。
☆ そしてタッチダウンへ。
☆ 戻ってきたところ。
☆ 駐車場前でエンジンを止めてミッション終了。
☆ 飛行場内へ戻ると、丁度格納庫へ押し入れてる所でした。
この後、喫煙スペースで煙草を吸ってた一人が、この日のパイロットでした。言われなければその辺に居る普通のおじさん？
☆ 空港を離れる頃、丁度日没に。
２週間連続のオールドレシプロプレーン デーでした
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