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2017年08月19日17:05

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日本酒「獺祭(だっさい)」ネーミング

■神戸新聞のコラム正平調にニホンカワウソの話
有名な日本酒「獺祭(だっさい)」一度飲んだが、そんな意味だったのか!

むかし、カワウソありけり。「イチゴがある」とサルに連れてこられた山中で置き去りにされた。オオカミに追われる羽目になり、命からがら逃げたという話が兵庫北部に伝わる(喜尚晃子編纂(へんさん)「但馬・温泉町の民話と伝説」)◆もう一話。魚捕りに秀でたカワウソに「たまには1匹よこせ」と声をかけた老人がいた。翌日、家の前には立派なクロダイが置かれてあったという。こちらは本紙姫路版に載っていた播磨・家島の昔語りである◆明治のころまで全国にいたというから、兵庫各地でも見られたのだろう。民話から思うに、食いしん坊で少し間が抜けてはいるが、愛嬌(あいきょう)があって憎めない生き物らしい◆事実は時に伝承の世界に勝るほどのロマンをかきたてる。長崎・対馬で野生らしきカワウソの姿がカメラにとらえられた。国内での目撃は実に38年前の高知以来という◆絶滅したはずのニホンカワウソが息を潜めて暮らしていたか。韓国から大陸系の種が泳いでやってきたか。何となく渡来説に分がありそうな気配だが、まだ分からない◆彼らには捕った魚を並べて楽しむ習性があるそうだ。そのさまを獺(かわうそ)の祭り、「獺祭(だっさい)」と呼ぶ。久しぶりの登場で人を驚かせ、してやったりの気分かもしれない。今ごろは祭りのさなかだろう。2017・8・19

https://www.kobe-np.co.jp/column/seihei/201708/0010475123.shtml

https://www.asahishuzo.ne.jp/products/items/item.html

http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061232/p11648975c.html
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