mixiユーザー(id:8729247)

2017年07月11日14:45

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莫大な税金が使われることにもっと真剣になろう

獣医学部を作る、ことまではまあいいことにしようじゃないか。
でもそれが、なんで加計なのか、がはっきりしない。
高度な研究を、たとえば鶏インフルとかBSEとか、しなきゃならないなら
京都のほうが他の大学と(京都大学農学部とかね)共同研究がしやすい。
なぜ、クソど田舎で他に研究施設がなく、
どんな施設もいちから作るしかない、金かかり放題を選んだのか?

単純に愛媛県もしくはそれに類するイナカで働く獣医さん、
牛豚鶏をみる獣医さんが足りないのなら、
今すでに都会では飽和状態で「ペット検診ドック」みたいなことまでやっている方々に
イナカにきて働いてもらえるように条件を考えるのをまずやるべきではないか。
医学部もこの春にやっとものすごく久しぶりにできたけど、
これは「足りない足りない」と医者も言ってたのになかなか新設してもらえなかった。
政府の計算では足りているうえに「多すぎる」ことになってたわけだが、
これは単純に「医者の数がこれ以上増えると健康保険の金が足りなくなる」という
政府の都合が背景にあって、本当に足りないのを無視されていただけ。

ここが獣医さんたちが自分で「もう数は足りています」と言っているのとは全く逆です。

でも、都会に医者が集中している、ってのは獣医と同じですよ。
いくらイナカに医学部あっても卒業生は都会出身で卒業後は都会に帰ってしまう。
弘前大学、山形大学なんか半分も地元に残らない。
高額の奨学金を出して地元就職10年で返済不要にするとか、
いくら考えてもたとえば自治医科大学の学生さんも地元に定着しなかったですよね。
義務年限が終わるとさっさと消えてしまう。
もしくは高額の返済をして消えてしまう。

医者もそうだけど、きちんと勉強しないと仕事ができない職業は、
勉強の機会、学会とか大きい図書館とか他施設との勉強会とか、がある土地にいないと
知識が偏ったり足りなくなったり古くなったりしているのに気づきにくい。
だから卒後10年は都会にいたい。
そして10年すぎると結婚してこどもいたりするけど、
こどもの教育を考えるとやっぱり都会にいたい。
知的職業についている人間はこどもの教育環境も十分であってほしいと思うもの。

ゆえに、残念だけど、
今治に獣医学部ができてもおそらく愛媛県に獣医さんが増えることはない。

でも、前にも書いたけど獣医学部が増えることまではまあいいとしよう。
問題は、なんで加計に決まったのかの選考過程が不明瞭なこと。
正々堂々ときちんとした手順をふんだなら説明すればいい。
アベ首相もしょっちゅう言っているとおり「丁寧な説明」をすればいいのに、
今回の中継じゃ大臣の方々は適切に決めたんだから今更説明の必要はない、
とか
会ったけど何を話したか記憶にない、
とか。

どこが納得がいく丁寧な説明なのかわからん。
それとも文部科学省から出た文章のすべてが嘘っぱちでねつ造なのか?
じゃあそんなやつらをどうして処分しないの?
そいつらに、なんでそんな嘘っぱち、と言ってわるければ
「憶測ばかりで事実がない」文章を書いたのか聞かないの?

納得したいだけ、きちんと説明してほしいだけなのですが、
なんで説明してもらえないんでしょうか、わたくしも日本国民なんですが。

加計問題 野党は首相出席要求
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4661887
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