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2017年05月15日23:57

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♪あなたという時間♪

今回はちょっと思い出深い「光と水のダフネ」というアニメのエンディングから。
混声四部編曲バージョンで歌ってみました。

https://1drv.ms/u/s!AlCEwCf_6smUgVyfEkfNfRwFRrCY

↓歌詞
http://www.kasi-time.com/item-17535.html

しっとりした曲調で、歌詞も失恋した後のノスタルジアを綴った感じですが、このアニメに使われる限りではちょっと意味が違ってきます。

舞台はほぼ世界が海で覆われた中に6つほどの未来都市が点在する架空世界。
先年、唯一の肉親である祖父を失った水樹マイアは、憧れのエリート職種、海洋庁職員になる試験を受けていた。
成績優秀で試験も順調に終えた彼女は合格を確信し、祖父との思い出の家を引き払う手続きをし、海洋庁寮に引っ越す準備を始めた。
ところが、海洋庁から通知されたのはまさかの不合格。
既に退去手続きをした家からは立ち退きを余儀なくされ、仕方なく住み込みの仕事を探すことに。
しかし、そう簡単に仕事は見つからず、その上全財産が入った財布まですられ、挙句の果てにドンパチやっている事件に巻き込まれて銃で撃たれてしまう。
ああ、こんなことで15の短い人生を終えてしまうの、と記憶が薄れていき、、、、、

ここまでが1話目のあらすじですが、目覚めた先で1話目の哀愁漂うストーリーからかけ離れた本格的なドタバタアクションコメディーが始まっていきます。
そんなギャグアクションアニメなのに、なぜかエンディングがこんな曲?
実は、一貫したストーリーモードも隠されていて、天涯孤独になったはずのマイアはひょんなことから生き別れのお兄さんがいることを知ります。
そして、ギャグストーリーの中にちょこちょことお兄さんの手がかりを探す話が入るのですが、なかなか真相には近づけず、終盤でシリアスな急展開となります。
最終話で驚きの真実を知り、海洋庁に落ちた訳も、お兄さんのことも全てつながり、マイアは今の自分を受け入れて前向きに生きる決意を固めることになるのですが。。。。。

このエンディングテーマの歌詞の意味もそこで初めてわかり、非常に切ない気持ちにさせてくれます。

あまり一般的には評価が高いとはいえない作品ですが、自分の中では最も好きな作品の一つです。
もし、この拙い文でご興味をお持ちになったら、是非お探しになってご覧ください。
いいアニメですよ。



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