長いはさみ振り回し新聞スクラップの日々ですが、溜まったものも整理中
■本日の整理、産経新聞の曽野綾子
「ほんのさっき知り合った人とでも話し始めれば、嘘か本当かは別として、その人の「半生」か「三分の一」生くらいはわかる。それは現世の悦楽の一つなのだが、同時に哀しさや寂しさを味わえる機会でもある。
考えてみると会話力というものは恐ろしいものだ。その人の出自がわかる。教養、性格、人生観、くせ、興味の対象などがすべてあらわになる。」
「人と語るのは、多くの場合「ただ」だが、その分、その個人の知識や体験の蓄積が要る。しかし人と語れば語るほどまた多くの知恵を取り込めることを、日本人の、特に若者たちはあまり自覚しない。外国語を喋れるかどうか以前に、語るべく深い内容を持つ人になることが先決だろう。」
http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061232/p11585915c.html
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