mixiユーザー(id:8729247)

2017年02月21日15:14

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病院は患者を信用するのが仕事のうち

たとえば患者が「こういう症状がある」と言ったら「そうですか」と答える。
「そんなわけないでしょう」では診察がはじまらない。

ただこういうことがあると、受精卵移植は夫が必ず立ち会う、という決まりができそうだ。
一部の不良患者のために全員が迷惑をこうむる、ってやつ。

むかしのことだけど、高校生が妊娠して受診し、中絶手術を行うことになった。
初診のときもひとりで来院したが、手術のため入院(日帰り)してきたとき、
制服を着たまま「親に書いてもらった同意書」を持ってきた。
その病院では同意書は事前に渡しておくんですよ。
はんこ忘れたとかいう面倒をなくすために。
そして未成年の場合には親といっしょにもう一度手術の説明をする。
この子は「自分の説明だけで親は十分だと言った」と主張したがそんなことは聞く耳もたず、
家に電話したら母親は家にいて娘の妊娠も中絶のことも全く知らなかった。
こういう場合は「同意書の署名は嘘」と簡単にわかるけど。

これも昔のことだが、不妊症夫婦で、妻は異常なし夫は精子なし、がいた。
精巣を一部切って調べたけど精子ゼロ。
で、当時いた場所に一番近い大学病院に紹介したわけ。
そこだともう少し詳しい検査と治療ができる、男性不妊専門家がいたので。
1か月やそこらして帰ってきた患者が持参した紹介状返事を読ん、で腰が抜けた。
「患者さんにふつうに射精してもらったところ正常精子があったので人工授精を行った」。
で、妻は妊娠成立していた。
普通に考えれば、向こうを受診するときに夫でない男を連れて行ったとしか思われないが、
確認する方法はない。

医療の世界は「患者と医者の信頼関係」が一番の基本なので、
この事件みたいに嘘つかれたら、もうがたがたです。

■妻が無断で受精卵移植と提訴 男性「親じゃない」と主張
(朝日新聞デジタル - 02月20日 19:33)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4441667
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