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2017年01月19日22:25

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温故知新(524号-01)

 今日読んでいるのは詰パラ524号(平成11年11月号)。学校で目についた作品を1題紹介しよう。

原田清実
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(詰パラ 平成11年11月号)

56飛、46桂、47銀、同玉、38龍、同桂成、16飛迄7手詰。

 手順は以下の有吉作を90度回転したものだが、さっぱりした初形に作者らしさが漂っている。初手限定の意味付けもシンプルでよい。


(参考図1)有吉澄男
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(詰パラ 昭和58年6月号、短コン首位作)

35飛、36桂、46銀、同玉、48龍、同桂成、39飛迄7手詰。

 これがこの筋のオリジナルか?原田作と比べると暑苦しい配置だが、その分迫力も感じられる。

(参考図2)金子清志「夢追いスナイパー」
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(詰パラ 昭和63年10月号、半期賞)

66飛、57玉、55飛、66玉、59飛迄。

 この筋を5手で表現した例。初手と3手目のコンビネーションにより57桂を消去しているようにも見える。
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