フランダースの犬を見て泣けない奴の宗教観は信用できない。

【涙腺崩壊】正直泣いたアニメランキング
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=45&from=diary&id=4301460
以前テレビでやってたんだけど、日本人のほとんどは、
「フランダースの犬」のラストで泣くんだけど、外国人は泣かない人が多かった。

日本人は「無宗教」だと、外国では言われるらしいけど、
それは違うんじゃないかと思う。

日本人は「宗教」を「道徳」とし、生活の一部として昇華させているんだと思う。
それが民度につながっていると。

外国人の言う「宗教」は、「戒律」とか「知識」・・・なんか「特別なもの」として存在はするけど、
・・・なんか違うんだよな。

「フランダースの犬」のラストって、最も宗教的だと思うんだよ。

何も悪いことをしたわけじゃなく、罪を着せられて、それでも誰も恨むこともなく、
最後に見たかった宗教画を見て、綺麗な心のまま死んでいくネロ少年。

その心に、神様が天使を使わし、パトラシュとネロ少年を天国に導く。

あのシーンって、キリスト教の「汝の敵を愛せ」と
「神様による救い」の体現だと思うんだけどね。

それを理解できず、ネロは負け犬だ！！とか言う人が結構外国人にいるらしい。

そりゃーね・・「宗教」で戦争も起きますよ。

だから私は、「フランダースの犬」のラストを見て、泣けない奴の宗教観は信用できない。

そんな人々に「宗教」を上から目線で語ってほしくない。