新聞に載ってた手記

（以下掲載されたまま）

（加害者児童3人の名前あり）

としょホール　教室のすみ　防火とびらのちかく　体育館のうら

３人からどれかしらでお金をもってこいと言われた。
メールでも言われた。
人目がきにならないところでもってこいと言われた。
お金もってこいと言われたときもすごい、いらいらとくやしさがあったけど
ていこうするとまたいじめがはじまるとおもってなにもできずに
ただこわくてしょうがなかった。

てんこうしたときなんかいつもけられたりランドセルをふりまわしたりいつもこわくて
なにもできなくてほんとうにつらかった。
　
ばいしょう金あるだろうと言われ、ていこうできなかったのもくやしい。

いつもけられたり、なぐられたりランドセルふりまわされるかいだんでは、おされたりして
いつもどこでおちるかわかんなかったのでこわかった。

ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていてもつらかった。
福島の人はいじめられるとおもった。
なにもていこうできなかった。

しえんぶっしをとられた。

だれがやったかわからないけどきがつくとえんぴつがおられてる。
そしてノートにはらくがきをされていた。

いままでいろんなはなしをしてきたけどしんようしてくれなかった。
だからがっこうはだいっきらい。

なんかいもせんせいに言おうとするとむしされた。

いままでなんかいも死のうとおもった。

でもしんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた。

５年のたんにんにはいつもドアをおもいっきりしめたりつくえをけったりして
３．１１のことをおもいだす。

（以上）

心の傷は残る、一生残る。
自分も小学校中学校でいじめにあっていたが、今も
思い出すと心の中が焼けただれるように苦しい。
それでもまあ、自分はいいさ。
程度の低い学校で「頭がいい」という理由でいじめられたからね。
この子がいじめられたのは自分の責任ではない。
原発事故の責任。
もっと言えば原発政策を推し進めて津波被害の予想をしなかった国家の責任。

よく死ななかったね、よかったね、と言ってやりたい。



原発避難でいじめ 手記を公表
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4294971