妊婦はエストロゲン過多な環境なんだが？

妊娠中ってさぁ、ものすごく大量のエストロゲンが体内にあるんだよね、妊婦は。
大豆大量ったって牛じゃないんだから1日１キロとか食べないでしょ？
そのレベルで大豆から合成されるエストロゲンの量ってたかが知れている。
たとえて言えば「家にある塩の入れ物もっていって海にいれるようなもん」で
そんなことしても海がもっとしょっぱくなったりしない。
大豆やや多めに食べても妊婦体内のエストロゲンレベルはおそらくほとんど変化しないと思うわ。
この研究した人たちって産婦人科医じゃなく栄養学者でしょ？
妊婦体内エストロゲンレベルを知らないんじゃないかなー。
大豆が妊婦のうつに効果がある、もしくは予防できる可能性あり、ってのはいいけど、
エストロゲンがうつ予防するっていう話にはならないのではないか。
もしそうならてっとり早く妊婦うつの人にエストロゲンの錠剤飲ませりゃいいわけで。
でも実際にはそういう治療はないしね。
「大豆イソフラボンが体内でエストロゲンに合成される」っていう話はホントだよ。
実際、閉経したあと大豆食べ過ぎたり大豆イソフラボンサプリ飲むと
子宮筋腫がでっかくなってくるんで、筋腫の患者さんに「大豆禁止」しているくらい。
（日本人のふつうレベルはいいけどたくさんはダメ、と言ってます。）
大豆には他にもいろいろ栄養素あるしさ、そっちを考えたらいいんでないの？

■妊娠うつ、大豆でリスク減＝食べるほど効果―愛媛大など
(時事通信社 - 10月31日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4269877